2016/06/10

能面鑑賞

今日は予想通りのなかなかハードな一日でした。
前の稽古場でギリギリまで仕事をして、次の稽古場にギリギリでたどり着くという、スリル満点駆け足の一日。
でも、すべての仕事をやり切ってホッ。。。。

帰りに駅から家まで近道をしようと、西新宿の大きなホテルの1階ロビーを通り抜け。(^_^;)
入ってみてビックリ!
ロビーにズラリと並んだ能面の数々。
外国人に日本文化に親しみを持ってもらうために展示された国立能楽堂のホンモノ。
「能面みたいな顔」などと言って「能面」は表情に乏しい顔を形容する言葉として使われたりもしますが、能面って色々な面があって、どれも実に表情豊かです。



薪能ではさらにこの能面の表情が松明の陰影でまるで生きているかの方に見えますからね、能面って不気味なほど奥深い表現の世界です。

バレエもその昔、ろうそくを照明代わりで白いロマンチックチュチュのダンサーが踊っていた時代があります。
確かその頃に作られたのが「シルフィード」、そして「ジゼル」の世界につながる妖精=ウィリーが登場するバレエ作品。
ろうそくで照らしだされる舞台には、現在の舞台よりもはるかにこの世のものではない、妖艶なウィリーの世界があったかも知れないな、とか思いながらすべての能面をたっぷり鑑賞♪
外国人でいっぱいのホテルのコンビニでビールを買って帰ってきました。











Best Smileの能面♪
このお顔で鈴を手に足拍子を踏みながら
踊るそうです。見てみたい。