2015/06/06

リラって......?

近所の路地裏にお住まいの『白デブ男爵』
今日も我が領土でゴロゴロ〜♪
明日(6/5)は『リラの精』を踊ってみよう♪という特別クラスを行います。
(詳しくはこちらのホームページをご覧ください)

日本人のせいか、リラの精と言うと紫の紫陽花を思い浮かべます。
でも、リラというのはフランス語で、一般的にはライラックとして知られる花の事。
ライラックの花って一体どんな花?
と思って調べれみました。
紫陽花とは違う紫の小花が集まった可愛らしい花。
花言葉は「友情」とは「純潔」「初恋」。
『眠れる杜の美女』の中の「リラの精」=Lilac Fairyはつまりは「純潔の精」ということでしょうか。
今更ながらに勉強しました。
だいぶ前に、マリンスキーバレエ団がやった公演だったかと思いますが、1890年に作られた「眠り」の原典版を観たことがあります。



バイアイ(右目がイエローで左目がブルー)がミステリアス。
その中の「リラの精」はチュチュではなくてロングスカートを着ていて手には杖ほどの長さがある棒(魔法の棒?)。
頭飾りはまさにライラックの花がたら~んと下がっていました。
その振りは今よく知られている「リラの精」の振りとは全く違って、横にパドブレ〜をして行ったり来たりの同じ動きの繰り返し。
大きな動きの少ないとても大人しい踊りだったので、さながら頭に藤の花を付けた日本舞踊の「藤娘」みたいでした。



稽古場の先輩に頂いた酒のつまみ。
一緒に飲みに行きたいのにお互い忙しく未だ叶わず......
明日は優雅に「リラの精」。
『眠り』に登場する妖精達のボス的存在だからでしょうか、リラをやるのはたいてい手足の長い長身のダンサー。
そのせいか、振りも長い手足を存分に強調する感じの振りです。
大振りというか。

当日の飛び込み受講も大歓迎。
千客万来。皆様のお越しをお待ちしております。




【今日の猫のおまけフォト】
路地裏のボス「白デブ男爵」の部下、サビ猫。
コイツもボスと同じくダメダメで、猫好きの人間の前でいきなり腹を見せてゴロゴロ。
甘えてばかりでいつもろくに顔が見られず、未だに半分黒い顔のどこに目がついていてどんな顔をしているのか確認ができません。