2015/03/09

オトコ14歳の基礎

【続・影の特派員通信】今日のRボッレ in Tokyo
踊り同様、“自分撮り”もパーフェクト!(右手に注目)
世界の名だたるバレリーナを持ち上げる超背筋!
(写真を撮ってくれるお友達、いないのかな......)
ちなみにこのストレッチ、私のクラスでもお馴染み。
上半身裸ではやりませんが。
今日は私のバレエ基礎のクラスに中学2年、14歳の男子がやってきました。
バレエはまったくの初めて、どうやら見たことすらない様子。
なのに何でバレエ?

小学校時代にキッズエアロビ、中学になってヒップホップ。
どちらの先生も「踊りの基礎はバレエ」とおっしゃったそうで、彼はその“基礎”とやらとイチからやってみようとバレエのスタジオにお母さんと一緒にやってきたのでした。

「踊りの基礎はバレエ」。
この言葉よく耳にします。
幼い我が子にバレエを習わせようとスタジオにやってくるバレエ経験のないお母さんの口からもよく出てきます。
「バレエは踊りの基礎って言うじゃないですか」って。



帰ったら我が家の料理長は
ロールキャベツだけを作ってもう寝ていた.....
ご飯代わりに芸のない自作パスタを食べました。
踊りの世界の人のみならず、野球選手や武闘家の人からも「バレエは基礎」みたいな事を聞いたことがあります。
体幹を鍛えられるからでしょうかね?(ちゃんと体幹を使って稽古をすればの話しですが)
一体誰が言い出したんだろう?

果たしてバレエがヒップホップの基礎スキルとして活用できるのかどうか、私にはさっぱり分かりません。
でも、右だの左だの、前だの後ろだのとそれくらいのことしかやっていないように見えて、いざ動くとなるととんでもなく難しいバレエを、大真面目にきっちり習得できるくらいの根性があるんだったら、どの踊りもそこそこやれるんでは?というのが私の考えです。

身長175センチ、足のサイズ29センチ、大きなクマのぷーさんのような14歳。
彼にとって今日のバレエは一体何だったんだろう?