2015/01/27

子供の過去と現在

今晩は私にしては珍しく牛肉を少々食べました。

1年半ほど前の事でしょうか、プチバレリーナクラスの子供(3才児)の中に「バレエのお稽古をしないんなら帰りなさいッ!」と叱られた子供がいます。

大抵の子供は「帰りなさい」と言われると「やだぁ〜」と言い出し、泣き出す子もいます。
が、1年ほど前に3才児だった彼女は「じゃあ、帰るッ!」とはむかうというか、言い返してきました。
気の強い女の子、というかオンナでした。



自家製、魚のマリネも食べました。

そんな彼女はその後もバレエを続けて現在5才。
稽古場から帰ると必ず家で発表会の振付を復習して、次の稽古にやってくるしっかりさんに。
今や「プチバレリーナ」クラスをリードする小さなバレエダンサーになりました。
先生に歯向かった過去があるから自分でしっかりと復習ができる現在があるのかな。
5年ほどの人生ですが、彼女の過去が現在に生きているんでしょうね。
先生に歯向かったパワーを今は踊ることに使っている姿、見応えがあります。


みんながみんな、一発で言うことを聞いてくれる子供だったら、私の仕事は非常に楽です。
が、そうはいかないのが子供。
一発で言うことを聞く子供ばかりだったらむしろ気持ちが悪いですからね。
私もどちらかと言うと、「だったら帰る」的な幼児だったので、子供の気持ち、多少は分かります。
いい子ちゃんばかりがいい子ちゃんじゃない。
今日も勉強させて頂きました。