2014/07/15

週1か週2か?

家の近くの公園が夜毎にビアガーデンになる季節♪
オトナの楽園!
オトナからバレエをはじめた方が一度は履いてみたいと思う憧れ?のポアント(=トウシューズ)。
お金さえ払えば誰でもバレエショップで買うことはできますが、実際に教室の中でちゃんとポアントの稽古をしようと思ったら、たいてい先生の許可が必要になってきます。
ある程度のバレエの技量が身についてはじめて「お許し」が出るわけです。
私にも生徒さんにポアントの許可を出すいくつかのポイントがあります。
長くなるのでここであれこれ詳しくは書きませんが、まずもって〈週2の稽古〉が大前提。


バレエの稽古、週1と週2とではかなりの違いがあります。
週2と週3,または週4との稽古の差は、本人の体調や集中力、稽古の受け方によって、身にもなれば、たいして身にもならない場合もあります。
でも、やっぱり週1と週2は体が憶えてくれる程度がぜーんぜん違います。

ポアントが履きたいと思うなら稽古は週2ペースがベスト。
ポアントを履いてからは週2ペースが最低ライン。
でないと、スキルアップどころか筋力はどんどん衰えていってしまいますから......

最近、私の身近にも週1か週2かで悩んでいる人がいます。
もっか都心でのひとり暮らしを満喫中の御年83の母です。
母の場合、もちろんバレエの稽古じゃないです。
足腰をシャンとキープするための介護保険を利用してのリハビリ。
つまりはオババのための寝たきり防止の年寄りスポーツクラブのことです。
当初は週1のリハビリも「けっこう大変」と言っていたのが、お友達もできて(皆さんバリバリ現役の90代の皆さんだとか,,,,,)みんなと一緒に週2にしたいとか。

「週1と週2は全然違うから頑張ったらいかかですか」
と、昨日はオババのスポクラ通いを推奨、激励してきました。


その昔、母は私が画家になるんだと信じていました。
が、結局はドラえもんすら満足に書けない人間に......
私の〈絵心〉どこにいっちゃったんでしょう?

今日はそんな母が死んだ時の葬儀屋さんの契約解除の手続きをしました。
去年死んだ父が自分と同じようにと母の葬儀の契約も生前にしてくれていたのですが、母は母で死に方というか、考え方があるらしく、ひとまず解約することに。
リハビリを「週2」にして東京オリンピックくらいまでは生きていそうな勢いです。

ちょっと話が逸れましたが、今宵は週1と週2とではその人の生き方が大きく変わるかも知れないという話でした。

とりあえず私は母の葬儀屋の解約金で秋のニューヨークにでも行ってひとり“瞑想”してこようかと考え中。