2014/03/10

背骨の値段

【今日のBeer】タイのChang Beer
ホッとする優しい味のビールです。
今日の稽古で問われたこと。
「その背骨に値段はつく?」
「いったい幾らの値段がつくの?」

ドキッ、グザっ。。。。。
コントロールできていないような背骨で、踊る姿が美しいわけがありません。
背骨がどうなっているか分かっていなかったとしたら、恐らく骨盤は野放しで、頭蓋骨の角度はOut of control。。。。

踊り(バレエ)の上での“値段がつく背骨”というのは、単にスラリと真っ直ぐ伸びていてキレイ、とかいう単純なことではないことぐらいは、頭では分かるのですが、じゃあ実際にどうするのよ、という所が肝。
そこを稽古しないとアカンわけです。



今日は「ほのかに香る踊りをして」とも言われ、非常に難しい稽古でした。
“ほのかに香る”って一体どんな感じでしょうね。
つけたばかりの香水じゃなくて、どこからか漂ってくる梅の花の香り??
「ほのかに香る踊り」が踊れていたら、背骨にも結構なお値段がつけられるんじゃないかな?
とか考えているうちに今日の稽古は終わりました。
「人様にお金を払って頂けるような背骨」で「ほのかに香り立つ踊り」。
宿題です。

話は急に変わって、
教え先の稽古場が入っているビルの1階に成城石井ができてちょっと便利になりました。
今でこそ成城石井なんてどこにでもありますが、私が子供の頃は本当にその名の通り小田急線の成城学園の駅前にしかない高級グローサリーでした。

バレエの稽古の帰りに母のお供でよく行ったお店。
その日の母の機嫌によって、お目当ての外国のお菓子を買ってもらえたり、もらえなかったり、そんな場所です。

オトナになった今は、そんな成城石井でお菓子じゃなくて、外国のビール。
稽古が終わった22時過ぎでもお店がやっていてラッキー!(目黒アトレの成城石井は23時まで)

今宵はホップの香りを堪能しながら、己の背骨の値段を悶々と考えました。
ふぅ〜、ビールが苦い。。。

【おまけ】
Chang BeerのホームページのGalleryにステキな飲兵衛猫の写真が!必見です。