2013/11/28

懐かしの水中フラ♪

私の膝のオペ記録は
ドクターの学会研究発表のネタとして活用されました。
デスクまわりを整理していたら10年前の手術の記録が出てきました。
「左膝半月板損傷」です。
ギュウギュウとプレッシャーをかけ過ぎて、薄くペラペラになってしまった半月板の一部(半分くらい)の切除手術をしました。

私の場合、千切れてしまったというよりも、スライス状に潰れてしまって、膝関節の間に挟まるようになってしまった(=これをロッキングと言います)半月板を取り除いて、本来ある厚さの半分くらいになったという感じです。

Jリーガーの膝のオペもしているオペ件数の多い先生のお世話になりました。
整形外科医になった小学校時代の友達の助けがあっての緊急オペで、初めての診察から2週間後のことでした。





同じようなオペをして、リハビリをしたものの結局もとのように踊れるまで上手く回復せず、踊りの現場から離れていってしまう人も結構います。
が、私の場合はオペ以前よりもオペをした後の方が明らかに踊りやすく、踊る上での状況も好転しました。
オペをしてくださったドクターの腕が良かったのは言うまでもありませんが、状況が好転したのは、オペ後に「これで踊りがダメになっても決して不思議じゃない。リハビリが途中で嫌になるようだったら、踊った所で到底、無理。さっさと辞めよう」と腹をくくれたことかな、と10年が経過した今、そう思います。

オペの入院中(1週間)の時間を使って素人ながらも理学療法の勉強をして、ほとんど自分で自分のリハビリメニューを考えました。
稽古場を離れている間は、スポーツクラブの会員になって毎日、毎日、稽古場に通う代わりにジムに通って、プールの中を歩くリハビリとオペ後の膝を労りながらのストレッチと筋トレ。

水面に燦々と降り注ぐ真っ昼間の日差しの中、私が黙々と歩く水中ウォーキングのレーンの横で、水着姿のおばあちゃま達が頭にハイビスカスの花をつけて楽しく水中フラダンス♪
忘れられない光景です。
あの時間があったからこそ、10年後の今があります。

しっかし、今週末も忙しいのよ。。。。。
座ってご飯が食べられたら御の字。
達者で走り続けないと。