2013/09/13

クロワゼの魔法♬


おやつにと長島先生から頂いた立派などら焼き。
新宿村でドラえもんのようにペロリと食べました。
今日は『プチバレリーナ』クラスで、子供たちに〈クロワゼの魔法〉をかけて帰ってきました。

うふふ、〈クロワゼの魔法〉。
バレエを踊っている方なら当たり前に知っているクロワゼ
でも、小さな子供たちはバレエならではの、身体のラインを美しく見せるテクニック、クロワゼまではまだ知りません。
というか、まだ教えていません。
が、今日は発表会に向けての第一歩。
バレエのバレエらしい〈ザ・おすましポーズ=クロワゼ〉をちょっとだけトライ!


とか言って、やったことは至ってシンプル。
ルルベしてクロワゼで歩いてみただけ。
おへそは行く方に向いているけど、お顔は鏡(=お客様)の方。
背筋をスーっと伸ばして、堂々と♬

いつもはまっすぐ進む方をしっかり見て歩くことを練習していましたが、今日はクロワゼですから、進むべき方向にしっかりと進みながらもステキなお顔と、そして気持ちはお客様の方!
初めてクロワゼを体験する子供たちにとっては、自分の行く方向と、自分の顔の向いている方向が違うというちょっとちぐはぐな、落ち着かない状態。

でも、子供たちはちゃーんと身体でキャッチできました。
ちょっと違和感があるけれども、「これはバレリーナのおすましだ!」って。
何回かクラシカル・ウォークをしているうちに、いつもとは違って〈おすまし〉をしている自分がこっ恥ずかしくなってしまったのか、「キャーーー」って顔を赤らめて稽古場の隅に走って行っちゃいました。
ふざけているんじゃないんです。
生まれて初めて自分でやってみた〈バレエなおすまし〉にやられちゃったんです。

『クロワゼの魔法』のコロッとやられてしまった子供たち。
発表会に向けての出足は、たぶん好調。
この調子でどんどんステキなおすましに。
ただキラキラの衣装を着ればいいってもんじゃないのよ、バレエは。


【今日の一言 by プチ】

おすましバレエ歩きのお見本を見せようと、子供たちの列の先頭にシャキーンと立ったら、背後から一言。
「先生、デカ、、、、」
確かに、私は子供たちからしたら、目の前の視界を遮るデカさ。。。。

お嬢さんたちも早くデカく、いえ、大きくなってくださいな。
ふぅ〜