2013/08/28

踊る騎馬民族


モロッコのクッキーと
マラケシュのオリーブ(美味!)
バレエを踊ろうというのなら、骨盤が立っていない事にはどーにもなりません。
骨盤がきちんと立っていないと、股関節を回すターンアウトが不可能ですから。
こんなこと今更、の話ですが、今日もこの“今更”を必死にやってハムストリング上とお尻の下ラインがいい感じにお疲れです。

話代わって、サハラ砂漠で5時間ラクダの背でユラユラ揺られてきた生徒さんが元気に稽古場に戻ってきました。

ラクダに乗ったら、内転筋(=内股)とハムストリングが筋肉痛になって大変だったそうです。
ラクダに揺られながら骨盤をベースとした背骨で上手にユラユラとバランスをとって、鞍を内股でしっかりと挟んでいたんでしょうか?



モロッコのアルガンオイルと
ステキな猫のポストカード
騎馬民族は馬に乗る都合上、当たり前に骨盤が立っているそうです。
が、我らは二ポン人。
腰を屈め、田んぼに苗を植えてきた農耕民族。
足の付け根の前側(そけい部)を立てるのが不得手で、骨盤は前傾気味。
それをどーにかして、骨盤を立て、股関節を回そうというのですがら、楽じゃなくて当然。

気分は踊る騎馬民族でいないといけませんね。
でも、二ポン人の小さな苗を一本一本、一列に丁寧に植えて行く細かさも忘れてはいけません。

我らが理想は稲作もできる騎馬民族かな♪