2013/08/13

(続々)Birthday Variations

子供にご馳走になるのは沽券に関わるそうで
私は990円の天丼ランチを食べさせて頂きました。
久しぶりの天ぷら、美味しかった♬
昨日は母の運転手をして買い物に行きました。
夏の洋服ぐらい買うのかと思ったら、興味のある物は食べ物ばかり。
まずは輸入食材屋さんに言って、それから地方物産が並んだお店に行って、近所のスーパーでは売っていない目新しい物や自分の好きな物を買って大満足。(私も同様です)

母の朝食はフランスパンにオリーブオイル。
真夏のおやつはタコス味のコーンチップスにビール、という、おそらく前世は日本人ではなかったであろうオババです。
37で私を産んですでに80を過ぎ、去年の今頃は大腿骨骨折でリハビリ病院(本人は刑務所と言っています)で、お若い男子の理学療法士さん相手にリハビリ入院すること約2ヶ月。(私はリハビリ・ホストクラブと言っています。母は女性の理学療法士さんをお断りする迷惑な患者でした、、、、)


その昔、日本のアルプスを制したとかいう元祖山ガール?だったオババだけあって、今は杖も持たずに見事に復帰し、リハビリで余計な贅肉がとれた45キロのボディーが自慢。
10センチも身長が違う私に向かって、「あなたのお古のジーンズがちょうどいいわ、私、足が長いのよ」と年中言ってくるのがムカつきます。。。。。

そんなオババと付き合う慣れない仕事に疲れて、
私は帰ってきてあっという間に寝てしまいました。。。。



私より、母との意思疎通が上手な母の猫。
さて、ここからが本題。
またまた、この間の日曜日(8/11)の特別オープンクラスでやったGerald Arpino振付『Birthday Variations』に関して。追加情報です。

なーんと、参加してくださった生徒さんがこの作品の初演当時、1986年のThe New York Timesの記事を見つけてくださいました。

Gerald Arpinoと共にバレエ・カンパニーを立ち上げたJofferyの大パトロン、Dino D'Angeloの65歳のバースデーのために妻が創作を依頼した作品で、唯一の注文は「主人の好きなヴェルディの曲を使って」ということで、ヴェルディのオペラの中にあったバレエ曲を使って作られているんだそうです。



で、おもしろいのはここから。
この大パトロンおじさま、5回の結婚歴があるおじさまで、『Bithday Variations』に出てくる5人の女性ダンサーはオレの人生を彩った5人のオンナ達なんだそーです!
で、唯一の男性ダンサーはそのオレ。
ただのパ・ド・シスじゃなかったんですね〜。
なんてステキなバースデープレゼントなんでしょう!!
現妻からの依頼でこんな作品を作るArpinoさんもなかなかステキな振付家です。
アメリカ~ンでニューヨークなエスプリたっぷりの作品といったところでしょうか。
(そのまんまじゃん、という気もしますが)

もう特別オープンクラスは終わってしまいましたが、皆さんも身体で反芻して楽しんでください。
5人のうちの1人♪

さぁ、今一度見てみましょう、昨日のプログにアップしたコーダの映像。
ちょっと見方が変わっておもしろいかも。
美しきオレの妻たち〜♪

大パトロンおじさまだったら、私、6人目でもいいです。