2012/09/30

オスの気持ち

なかなかお似合いの2匹♡
これは昨日の夜中の写真。
我が家の「太郎」が網戸越しに近所のメス野良「三毛ちゃん」と見詰め合っているので、網戸を開けて、しばし家の中でデートをさせてあげました。

と言っても、三毛は網戸の内側に一歩入ってくるだけ。
こっ恥ずかしいのか太郎はそっぽを向いたまま。
でも、このまましばらく一緒にいました。




「にーちゃん、どーしたの?」
「うるせぇ」
今日は台風でさすがに三毛は来ません。
なのに、太郎はずっと閉まったサッシの前に座り込んでいるので、戸を開けて外の様子を確認させてあげました。

こんなに風が強い日は三毛ちゃんは来ないって。

そんな時に後輩猫の「熊太郎」がうろうろとやって来たもんだから、太郎は一気に不機嫌に。。。。





明日は晴れるよ。


ふて寝をしようにも、熊太郎と同じ部屋にいるのが嫌だったらしく、太郎はしばらくの間、私の机の上で台風の雨風の音を聴きながらむくれていました。

我が家のボス猫「太郎」。
16才にして秋の恋。
うらやましい。
長生きの秘訣はメス、ですかね。




2012/09/29

“お取り込み中”

今日は気持のいい秋晴れぇ〜。
ちょっと気温が高いけれども絶好の自転車移動日和ぃ〜。
ということで、気分良く自宅を出て、代々木から青山へ。
お線香の匂いを嗅ぎながら青山墓地を抜けて、246を突っ切って、気がつきました。警察官が多い事に。
秋の交通安全週間だからなのね、と思って、そのまま麻布の住宅街を抜けて稽古場に行こうとしてハマりました。。。。


稽古場の近くの店で餃子とビール♪

静かな高級住宅街の中の交差点に機動隊の車両と100人はいるであろう警察官。
道をふさぐ様にたくさん置かれた柵。
そして、中国語で何やら叫んでいる街宣車。。。。
この先には、中華人民共和国の大使館

ああーーーー、ここはまさに尖閣諸島を巡る政治問題の渦中でした。







エイのひれ、大好き。

が、ここを通るのが稽古場への近道。
車は軒並み迂回させられていましたが、思い切って交渉してみました。
「あの〜、ここ、通りたいんですけれども」
「じゃあ、自転車から降りてください」
あっさりと通してくれる事になりました。しかも警察官2人が柵の向こう側まで私の自転車を担いでくれて、私は中国語で何やら叫ぶ人達の間を身を小さくして通りました。






“お取り込み中”を通らせてもらったその向こうにも警察官がズラリ。
立派な門構えの中華人民共和国大使館の外壁には、いかにも中国という極彩色のペンキで描かれた中国の名勝地の絵があってなかなか見応えがあります。
なのに、今日は警察官がズラリ。
もちろん、写真を撮れる雰囲気ではありませんでした。

そんなこんなでスムーズな自転車移動とはいきませんでしたが、今日は稽古場2カ所であれこれやって、振付家にありのままの自分を見せて、気分よくビールを飲んで帰って来ました。
この冬は、はじめましての振付家の作品を踊ります。
新しい感性のもとで、自分にも新しい感性が芽生えるといいな、と思います。
その他にも、この冬ははじめて挑戦することが色々あります。
楽しみです。

2012/09/28

オオカミ、怖い〜

来年の1月20日の発表会に向けて、本日、先陣を切ってリハーサルを開始した組があります。
『プチバレリーナⅡ』のプチリーナ3人。
発表会に向けて日頃の稽古をもっともっと頑張らなくちゃいけないという話は先週しました。
今週はいよいよリハーサルがスタートするということで、まずは落ち着いて自分たちが踊る曲を聴いてもらいました。
チャイコフスキーの三大バレエ音楽のひとつ『眠りの森の美女』第3幕より「赤ずきんとオオカミ」。

いつもはお喋りしてはしゃぎ過ぎて怒られてばかりの彼女たちが、今日はおとなしく座ってじっと耳を澄ませて音楽を聴きました。
ひとつの音符も聞き逃すまいと真剣な面持ちで聴く子。
これからどんな踊りが始まるのかワクワクした表情で聴く子。
そして、しばらく聴いていたもうひとりの子がポツリと一言。
「怖いよぉ、、、、」

彼女たちの役どころは赤ずきん。
赤ずきんはおばあちゃんの家に行く途中、森でオオカミと出会って・・・・・
やっぱりチャイコフスキーは凄いですね。というか音楽の力って凄いです。
初めて曲を聴いた子供が、オオカミさんに襲われて食べられちゃうかも・・・・
と思わず怖くなってしまうんですから。

今日は少しだけ振り付けをしました。
その最中も「怖いよぉ」とこぼしながら、エシャッペ、エシャッペ♪
今日は真っさらな子供の耳が聴いた音の世界を垣間見て、勉強になりました。
赤ずきんを踊る3人にはしっかりと音楽を聴いてくるようにという宿題を出しました。
聴きすぎて、毎夜オオカミにうなされはしないかとちょっと心配です。

こちらは子供がやる赤ずきんの世界とはずいぶんと違う英国ロイヤルバレエ団の「赤ずきんとオオカミ」。
目をつぶって聴いてみてください。オオカミが追いかけてきます。



2012/09/27

秋の死神さん

大腿骨を骨折し、人工股関節を入れるオペをし、リハビリ入院をした母が退院してから、今日で早1ヵ月。
退院後の経過を診てもらう母の診察にドライバーとして付き添いました。
経過はいたって良好。何もなければもう診察をする必要もない、と言われたのですが、「先生の顔を見てから安心して年を越したい」という母の意向で、3ヵ月後の12月に再診の予約をしました。
母は担当のドクターが好きです。入院中に暇さえあれば母のベッドに来て、おしゃべりをしていったそうです。
「先生、暇なのかしらね?」とか言う母に、先生は忙しい中、気を配ってくださっていたんだな、と思うと本当に有り難い限りです。



帰りに母と寄ったスーパーに秋の交通安全週間の標語が張り出されていました。
幼稚園児や小学生が書いた標語です。
よくある感じの標語の中にビックリする一枚が。

「この子、死神さんと知り合いなのかしらね?」
確かに母の言う通り、この4年生、死神さんと知り合いの様な気がしなくもありません。
これ、事故防止を訴える標語じゃないような気もします。
ちょっと怖くなって、安全運転に努めて帰って来ました。ってことは、やっぱり標語として効果があるってことでしょうか。
実際の所、この“死神さん”が一番目を引く標語でした。
死神さんが喜ばない様に、引き続き秋の交通安全に努めます。

2012/09/26

猫と晩酌

年に一度くらいはカップラーメンを口にします。
と言っても、私が食べるのはカップヌードルだけ。
ペヤングソース焼きソバの得体の知れない麺の味もなぜか時々懐かしくなりますが、やっぱりカップヌードル。
カラダにあまり良くないであろう食べ物の中でカップヌードルがマイベスト。
オヤツにペロリと頂きました。




今日は発表会の曲、全曲をCDに焼く作業を黙々としました。
踊る為の内職仕事です。

リハーサルのが始めるのは10月7日ですが、それまでに各ダンサー(=生徒さん達)に自分の踊る曲をしっかりと聴き込んで来てもらいます。
でないと、振り付け作業ができません。
音楽という共通言語を持って、振り付け作業を開始するのが私のやり方です。






今晩は谷川岳に行った方からお土産に頂いた日本酒をやりながら、刺身を肴にひとり晩酌♪
(パティシエはひと足先に飲んで寝ちゃいました)

今宵も雑穀の入った丼飯をペロリ。
可愛げの欠片もない食いっぷりに我ながら呆れます。





(ジーーーーーーーー)
ひとりでのんびり〜と思ったら、ちゃっかり2匹が肩を寄せ合いスタンバイ。
(あげるってば、)

刺身の盛り合わせをひとりと2匹で山分け。

ちなみに我が家の問題児猫「熊太郎」は自分の晩ご飯を食べると3秒後には熟睡。
先輩猫の「太郎」と「花子」は私と一緒にのんびり晩酌ができるというわけです。

2012/09/25

踊る本能

近所の路地に住むサビ猫。
強面だけど実は甘えん坊。
今日は『プチバレリーナ』クラスの3ヵ月に一度のクラス参観日でした。
お母さん達が我が子のレッスンの様子を見に来る日です。

今日もいつも通りの賑やかなクラスでした。
はしゃぐ子、泣く子、黙々と踊る子、怒られる子。
そして、頑張る子。

大人がひとそれぞれであるように、3、4歳の子供も“それぞれ”です。
十把ひと絡げにはいきません。
そんな“それぞれ”の子供達が同じバレエを同じ空間でやっている姿はなかなか見応えがあります。
ピンクのレオタードを着た子供達が一斉に音楽に合わせてスキップすると、スタジオじゅうでピンクのポップコーンが跳ねているようです。




彼女達は止めない限り、ずっとずっと飛び跳ね続けています。
気持ちがずっと飛び跳ね続けているから、カラダもピョンピョんし続けるんですね。
そんな姿を目にする度に、あぁ、コレが踊る本能だ、と思います。

彼女達には今の〈踊る本能〉をずっと持ち続けて欲しいです。

プチの母さま達がこのブログを読んでいるっていうことを聞いたら、今日はなんか真面目な話になっちゃいました。
お母様方、本日の参観日、お疲れさまでした。
今日撮った参観日ビデオに私のお尻ばかりが映っていたとしたら、ごめんなさい。

※なーんと今日でこのブログを書き始めて通算1000日目!
我ながらよく続くと思います。

2012/09/24

完璧な雨宿り

青山から目黒へ移動しようと稽古場の入っているビルの外に出てみたら、あーーーー土砂降り。
傘はなし。。。。

ビニ傘なんぞに出費をするものかッと意を決して、オッ洒落ぇ〜な店舗の軒下を伝いながらバス停まで辿りいてホッ。

辺りはジャージャー降りなのに、バス停の足元のアスファルトはぜーんぜん濡れていなくてビックリ。
なんで?







空を見上げると、そこにはこの夏に青々とした葉を豊かに蓄えた街路樹。完璧な天然の傘!木ってスゴーい。

私は樹液を吸うカブトムシのごとく、バスが来るまで木の幹に張り付いて、快適な雨宿りをしました。

バス停の一番先頭で傘なしで木に張り付いている私はまったく濡れていないのに、私の後ろで傘を差してバスを待っている人達はびちょびちょ。
人間、傘なんかなくても生きていかれます。
必要なのは相合い傘♡くらいでしょうか。なーんてね。

2012/09/23

踊る神様

今日は東京グローブ座に観る朗読劇『100歳の少年と12通の手紙』を観に行きました。
原作はフランスの劇作家エリック=エマニュエル・シュミット。
映画にもなっている作品です。

今回の舞台は朗読する役者が2名、ピアニスト&パーカッションが3名、そしてダンサー1名のシンプルな舞台。
各日違う組み合わせの役者さんが朗読をしていて、今日の楽日は南果歩さんと池松壮亮さん。
池松さんは現在、私が出た大学に在籍中。学部も同じだとついさっき知りました。今、4年かな?
映画学科、懐かしいです。
私は在籍中から仕事に忙しくしていたので、4年で卒業するのが大変でした。
実は、今日観に行ったのは大学の後輩ではなくて、ダンスを踊った中島周さん。
余命幾ばくもない主人公オスカーが手紙を書く相手=神様の役でした。


私が台詞を喋る人間じゃなくて、踊りの方の人間だからそう思うのかも知れませんが、踊りは言葉よりも圧倒的な存在感がありました。
カラダで語る存在感とでも言うんでしょうか。
もちろんそれは踊るダンサーあっての存在感ですが。

帰りはグローブ座のある百人町から西新宿の自宅まで雨の中、散歩をしながら戻って来ました。
中国語とハングルが入り乱れる新大久保にはキムチ用の各種唐辛子からインド系スパイスまでを扱う香辛料専門店。
その横にはくたくたのキムチ用白菜が山と積み上げられた韓国系スーパー。
ちょっとした外国を通り抜けて帰って来た感じです。

歩きながら思いました。
やっぱり自分は踊る方だなって。

※その昔、宝塚の学校を勧められた時、歌うのが恥ずかしくて断りました。
大学時代、演劇科への転科を勧められた時は台詞を喋るのが恥ずかしくて断りました。
なので、結局の所、踊りしか残りませんでした、、、

2012/09/22

麻布じゅばぁ〜ん

名前につられて買った〈出世豆〉。
私の職種の場合出世したところで‥‥
今日は麻布十番をエンジョイしました。
と言っても遊びに行ったわけじゃありません。
暗闇坂というお化けが出る事で有名な坂の入り口にある稽古場へ。

次の稽古場に移動するまで少し時間があったので、麻布十番の商店街でいつもの買い食い♪
定番「浪花家」のたいやきと思ったのに、なんと20分待ちだというので今日は断念。
豆源」へ。揚げたてのおかきお試食して、お豆を3種買ってつかの間の散策おしまい。





麻布十番、大好きです。
六本木ヒルズの麓の低層地帯。人間の居場所として最適の、落ち着く場所です。
洒落た街のように見えて、麻布十番はかなりオバちゃんな商店街。
大使館の外国人が多いせいか、ステキなレストランやカフェ、パン屋さんも多いけれども、和菓子屋、洋品店、金物雑貨店、履物店と言った二ポンの商店街ワールドもいまだ健在でなんだか、歩いているだけで和みます。
麻布十番温泉」がなくなってしまったのが悔やまれますね。

身の回りの物をもっと整理して、人生今より身軽になったら、麻布十番あたりに住んで、夜な夜な商店街の飲み屋巡りをするオババになりたいです。


今日もお疲れ。

2012/09/21

別組の生徒さん

私の作業机の隅に安住の地を見つけた花子。
来年の1月20日の発表会に向けて、プチ(=子供クラス)は今月末から、大人クラスは来月からいよいよリハーサルに突入いたします。

曲も決まり、参加ダンサーも確定いたしました。
実は、今回の発表会、別のお教室の生徒さん達5名も参加することになりました。
かつて一緒に踊った事がある先生の生徒さん達。




小さなお教室なのでなかなか発表会をやるチャンスがなく、今回私から「一緒に出る?」と声をかけました。
5人で1曲踊るとのこと。
せっかくなので、オープニングとフィナーレも私の教室から参加する生徒さん達と一緒に踊って頂く事にしました。
先生は違っても、バレエを楽しむ者同士。皆さんで楽しんで頂ければと思います。
別組の生徒さん達と合流するのは12月くらいからでしょうか。
今から楽しみです♪

今宵の私はリハーサルもろもろ、秋から冬にかけての仕事のスケジューリングに頭がクラクラ〜。
やりくり上手、調整の達人にならないと。。。。


2012/09/20

カラダで考える

小腹が減って“猫の食卓”に座り込んでいる花子。
熊太郎はおこぼれをもらおうとスタンバイ。
踊るのは結構、勇気のいることだなと思います。
上手く踊れるようになるためにやるのが稽古。
でも、上手く踊ろうとすると実のある稽古にはならず。
出来ない事をやるのが稽古。
出来る様になるためには、出来ない事を繰り返し繰り返しやらなければならず。

内容のいい稽古をするのは簡単なことでない。
自分で稽古をしていてつくづくそう思います。




先生がどーのこーのというのではなくて、その時の自分の精神状態というか、心のあり様が如実に稽古の程に現れます。
そして、それが踊りの質に直結します。
芸事はみんな同じでしょうね。

こーんなことを考え始めると、止めどなくあれこれ考えてしまうので、サッサと止めます。
踊りの場合、頭で考えるよりカラダで考える方がいい様な気がします。
まぁ、頭もカラダのうちではありますが。

いよいよ、発表会のリハーサル準備も佳境となってきました。
よーいドン!で始まったら、突っ走りますから、出来る限り用意周到に。
そして、予定通りにいかない事もエンジョイするくらいの余裕をもって、本番まで走っていこうと思います。

2012/09/19

お転婆と歩く

フレンチクルーラーって、
テイクアウトすると必ず萎びちゃう。。。
今日は新宿から快速で約25分の中途半端な郊外に行って来ました。(=実家のこと)

冴えないスーパーとドラックストア、パチンコ屋とTSUTAYA、どこにでもあるチェーン居酒屋。。。。
ここ10年でドトールとフレッシュネス・バーガーができたのが唯一の救い。
マックはあれど、私の大好きなマックフルーリーは販売していないちっぽけな店舗。スタバはいまだ寄り付かず。。。
とにかく冴えない場所で、実家があると言えども、引っ越してから数年で家を出てしまった私にはほとんど愛着のない街です。




そんな街の駅前にミスタードーナッツがあって、帰りに必ず買います。
新商品には目もくれず、買うのはいつも決まって「フレンチクルーラー」「オールドファッション」「エンゼルクリーム」のミスド黄金3点セット。
ミスドは子供の頃に通っていたバレエ教室の近くにあった“禁断のお店”。
バレエを懸命に頑張る年頃の女子にとって、ドーナッツは太るということを理由に絶対に口にしてはいけない物でした。
が、私は食べていました。いけないと言われると食べたくなるものです。
そんな過去があるので、いまだにミスドを見ると買わずにはいられません。

昨日のブログに乗せた母のために買った買い物カートは、予想通りビンゴ♪でした。
「やっぱりこういうのはあなたに頼むに限るわね、センスがいいのは遺伝ね」
ちょっとムカつくお褒めの言葉を頂きました。

よほど気に入ったのか、早速、買い物カートを引いて、駅前まで買い物と銀行の用事に行くというのでついていきました。
スッ転んで大腿骨を骨折。チタンの人工股関節を入れた年寄りが、どんな感じで歩くのかな?と思って。
さすがに歩くペースはスローになりました。
が、生きていく以上、これからも歩いて生活をしていくわけで、これ以上、私が心配しても仕方がないなと思って、あとは買い物カートを片手に好きにしてもらうことにしました。

買い物カートデビューで買った物は、梨にバナナに百均で買った雑貨。
婆が転ぶと書いて〈お転婆〉。
あーーー、ヤダヤダ。
私は転ばぬ先の杖で、婆になったら杖をバー代わりに教えようと思います。

2012/09/18

一過性親孝行

空っぽの買い物カートを引きずって
地下鉄で帰って来ました。

今日は稽古場から稽古場への移動途中、買い物カートを買いました。
私のではありません。
母のです。

夏のはじめに大腿骨骨折で入院&リハビリをした母が自宅に戻って来て早20日。
ぼちぼち日常生活にも復帰。
家にこもっていることができない人間なので、自由気ままに近所に買い物ぐらいは行きたい、ということで重い荷物を持ってフラつかないように買い物カートを導入することになりました。

「杖は絶対に嫌。ババ臭い買い物カートも嫌!」






保冷仕様の内張り。

我がままな母の要求に応えるべく、青山で買ったババ臭くない買い物カートです。
これなら文句あるまい。
母は「青山で買った」とかいう言葉に弱い人間です。

この秋から来年の年明けまでは舞台の仕事で忙しくなります。
そろそろ、わたくしの〈一過性親孝行娘〉は終了いたします。
母にはこのカートを引きずって、社会復帰して頂く予定です。
こんな調子なので、〈一過性親孝行娘〉の私は母にそこそこ嫌われています。
アハハ、、、、、





Good Night ♡

2012/09/17

猫に感謝する日

お刺身♡
今日は世の中「敬老の日」ですが、我が家では『猫に感謝する日』です。

「太郎」と「花子」は平成8年、1996年の9月17日の敬老の日に我が家にやってきました。

家の近くの都庁の植え込みで元気に遊んでいた2匹の野良の兄妹でした。
都庁から勝手にお預かりして来た猫です。
おそらく夏に生まれた猫だと思いますが、よく分からないので、うちに来た敬老の日を猫達の誕生日としています。




イカは猫には良くないので人間が食べます。

猫はケーキは食べませんから、豪華お刺身の盛り合わせ。

目黒で3連休の生徒さんたちにたっぷりとバレエを教えてから、私はいそいそと魚屋さんへ。
今日は奮発しました。
「太郎」も「花子」も16才ですから!
人間で言ったら、80歳くらいのご長寿。
昼寝ばかりしているとは言え、よくここまでお達者でいてくれたな、と思います。




刺身よ、こっちにこい、
と念力を送る花子。

2012/09/16

神様の外出日

片側2車線の大通りが新宿警察によって完全封鎖。
今日はお神輿が練り歩く音で目が覚めました。
お祭り♪

日中、自転車での移動中に何基ものお神輿と出くわしました。
新宿、代々木、千駄ヶ谷、表参道。
あちこちの神社で秋祭り。
ちょっとお酒の入った法被姿の人達を横目に見ながら、稽古に、仕事に、家の用事。
今日はいつもよりも楽しい自転車移動でした。





御神輿、帰って来た?

うちのすぐ近くの熊野神社のお神輿は、一日中、街を練り歩き、夜の9時には神社に戻って来ます。
このお神輿が帰ってくるのを見るのが大好き。

今年も、お神輿の帰宅時間を狙って、警察官たちに完全封鎖された大通りへ。

法被姿の粋な江戸っ子達に取り囲まれた黄金に輝くお神輿(キラリん!)
今年は3年に一度しかお目見えしないという、豪華なお神輿も練り歩いたというので、見なくっちゃ、見なくっちゃ。






歩道橋の上に人がいないのは
 神様を上から見下ろしちゃいけないから

キャー、帰って来たぁーーーー!
二ポンの金ぴか☆
So Cool!!!!

神様ってやっぱりかっこいい車に乗っていますね。

昼間はワッショイ、ワッショイ♪と人に担がれて跳ねているお神輿ですが、神社に帰る時は驚くほど静かです。








お神輿は神社前の通りまで帰って来るとそこで一度止まって、担ぎ手の男衆たちが柏手を打って歌を歌います。
これが済むと、どうやら神様はお神輿から降りて、神社へお帰りになるらしく、もう担ぎ手達はワッショイとはやりません。
“空車”になったお神輿をかついで、静かに歩いて神社の境内まで運びます。
この“空車”運搬の様子が昼間のワッショイとは打って変わって、あまりにも静か。
ワッショイはお祭りとは言え、実はとても荘厳な儀式なんですね。
二ポン、なかなかいいじゃない。






Japan Gold!
金魚すくい!
我が家の猫達の“ご馳走”になるので断念






















お土産のラムネを飲みながら、
家に戻って仕事の続き。

2012/09/15

踊る“百均の達人”

うわ、ビックリ。
塀の上からいきなり猫が降ってきて、足元にゴロン♡
うちの近所のお宅、「林太郎」さんちに居候しているお母さん猫。
とっても人懐っこくて、私の姿を見かけると駆け寄ってきていつも足元にゴロン。
今日は塀の上からいきなり目の前に飛び降りてきて、ビックリしました。
この林太郎さんのお宅にはこのお母さん猫の娘も同居していて、さらに近所の気弱なオス野良も身を寄せています。




ここからは昨日の話。

昨日、稽古場にこーんなものが転がっていました。→→→
すりこぎ棒。
私にゴマでもすろうというんでしょうか?

話を聞いて、ビックリ。
なんとこのすりこぎ棒、足裏マッサージに最適なんだとか。
使い方はこーんな感じ。




両端のサイズの違う丸い先端を使って、足裏のツボを刺激するも良し。

これ、百均で買ったんだそうです。
持ち主の彼女は百均の達人で、百均で買ったものを組み合わせて、素敵なオリジナルバッグを作ったりするのが得意。
どんな物が百均で売られているのかもとってもよく知っていて、何かと教えてもらっています。



ポアントを履いて踊ると、本当に足裏が疲れます。
ポアントを履かなくても、バレエは足裏を使う、というか酷使します。
マッサージや整体に行くのもお金がかかりますからね、少しでも自分でメンテナンスができるように、百均ですりこぎ棒。
既成概念にとらわれない、脳味噌も柔軟なダンサー!
見習います。

2012/09/14

掃除機エステ


掃除機、たまらん
家の中に猫が3匹いると、毛が大変です。
冬に向けて毛が生え替わってきているんでしょうか。
毎日、掃除機をかけないと大変なことになります。

時間を見つけては猫のブラッシング。
猫用のクシで毛をすいた後は、ガァーっと掃除機で“猫を掃除”します。
ブラシのついたノズルで全身を吸引。
これがどうしてなかなか気持ちがいいみたいです。




掃除機に吸われると、なぜかヤル気が出る花子。





今日も怒られた。。。。
ビビリいの熊太郎は猫用ブラシでブラッシングされるのが精一杯。
今日もじっとしていられず人の手を噛み、叱られる始末。
この調子だと、熊太郎が掃除機で吸われていい気持ちぃ〜なんていう大物になれるのはおそらく来世でしょう。

今日は夏のお疲れモードの足を少しでもいたわるために、床からの衝撃を和らげるソールの分厚いジャズスニーカーを履いて教えました。
ジジュウを過ぎたら、あれこれ自分を賢く労らないといけなくなりました。
これも、これから踊りに携わる仕事を続けていく上で必須のスキルですね。
そーいうことが身にしみて分かる年頃になりました♪
ある意味、これも進化かな。と前向きに捉えて明日もかさ張るスニーカー持参で稽古場に向かいます。

2012/09/13

太郎の彼女♥

横にある棒は
太郎からの三毛ちゃんへのプレゼント〈またたびの木〉
今日は我が家のニャンボス「太郎」の彼女がベランダにやって来ました。
彼女の名前は三毛ちゃん。
歳は推定10才。
この界隈の野良です。
避妊手術をしているので、もうオスに追いかけられることも、育児に追われることもなく、悠々自適、自由奔放な野良ライフ。

三毛も物静かな太郎のことがまんざらでもないらしく、フラリとやってきてはしばしのんびりとしていきます。




太郎は大好きな三毛ちゃんを追いかけて、何度も外に“散歩”(=脱走)した事があるので要注意。
でも、仲を裂く様なことをしては可哀想なので、ベランダでちょっとだけ挨拶させてあげています。
いつも三毛は頭を垂れ、太郎にオデコをゴッチんと擦り付けていきます。
太郎はそんな三毛ちゃんにヤラレてしまっています。



★☆♡!!













今晩は秋刀魚の刺身なのにゃーーー!!




%#$*@ーーーーーー!!!!
○△□☆※!!!



おじいちゃん猫「太郎」。
恋と食欲の秋。

夏バテもせず、
お達者です。

2012/09/12

バレエのいい所

私は完璧菜食ではありませんが、ほぼ菜食。
宗教上の理由でも、厳格なる健康上の理由でもなく、好きなものを食べると〈ほぼ菜食〉になります。

でも、今晩は肉詰めピーマンのトマトスープ。時には肉もいいもんです。
ご飯には胡麻がドバッ。
かけ過ぎたんじゃないくて、いつもドバッ。
胡麻が大好きです。




やっぱりちゃんと食べていないと、踊るカラダは持ちません。
ましてや、まだまだ終わりそうにないこの暑さ。
絶対的に体力と気力が必要。
あとは冗談のひとつも言える心の余裕。

根性じゃなくて、スキルで踊りたいです。
確かなスキルに踊る人の気持ちが浸透していれば、その踊りはきっとステキだろうなと思います。

長年やっていても新しい自分を発見できる喜びがある。
そこがバレエのいい所。
明日も自分のカラダに新しい風が吹くように、相も変わらずストレッチを黙々とやって寝ます。
私の毎日って、ホントに地味。

2012/09/11

9.11

いい加減、夏に飽きて来ました。
ジリジリする暑さの中、少し早めに仕事先に移動。
暑さにク〜ラクラ。
仕事前にシャキッとしておこうと、大好きなマックフルーリーを食べました。
今日は勢い余ってホットコーヒーではなくてアイスコーヒーと。
いつもはカラダが冷えるから、とか言っておきながら、今日はカラダの中からクールダウンしました。




生徒さんの母上お手製の「青唐辛子の味噌漬け」♪
あまりに美味しいので図々しくも
お裾分けのおかわりをしました。母上に感謝♡
3.11から今日で1年半。
そしてニューヨークがとんでもないことになった9.11から早11年。

11年前の9月11日、私は夜中から朝にかけてずーっとテレビを見ていて、結局、バレエ団の朝稽古に行きませんでした。
寝ていないのと、得体の知れないショックと興奮とでまったく稽古をする気になれず、サボりました。
その後、ニューヨークに行った時、ドライバーに「世界貿易センタービルの跡地ですよ」と言われても、反対側に顔を向けて見ませんでした。
そこだけ異常に重たい空気で、怖くて見られませんでした。



あまりの暑さに今宵も“全開!大サービス”
あのぉ、アタシの寝る場所なんですけどぉ、、、

2012/09/10

壷猫

今日は稽古で踊る為の腹筋、側筋、背筋の筋トレをやったら生徒さんに嫌われてしまいました。
やったと言っても、ほんの8カウントですが、、、、
でも、黙々とやっている方もいて。
そういう人はきっと家でもやるだろうな、というのが私の予感です。
嫌われてもやるのが私の仕事。
そう、思いながら電車に揺られて帰って来ました。

今宵はもう寝なくっちゃ。
明日は実家に行ってあれこれ用事(=サポート)を済ませて、それから目黒に仕事に行きます。

YouTubeで可愛いデブ猫の映像を発見!
うちにもデブ猫はいるけれど、壷がない。残念。

2012/09/09

9月9日=磨く日

赤ワインに良く合う
仏産オレンジピール入りチョコ。
セボ〜ん♪
今日は9月9日でした。何の日かご存知ですか?
世の中、一般的には「救急の日」ですが、実はもうひとつあります。

「9」と「9」で「キュ」と「キュ」♪
キュッ、キュッと『自分を磨く日』です。
世の中にはちょっと無理な語呂合わせで、取って付けた様な“記念日”がたくさんありますね。
9月9日=『自分を磨く日』
これは私が勝手に考案した記念日です。

実は、自作の歌もあるんですよ。
キュッキュッ、キュッキュッ、キュッキュッ、キュッキュッ、自分のことを磨いちゃおぉ〜♪
家で酔っぱらうとよく歌っています。
(ホント、くだらないですね。。。。)




バレエは毎日がキュッキュッ、キュッキュッ、ですよ。
なのに磨き方が悪いのか、夏の疲れが出たのか足の弱い箇所に炎症が出ました。
トホホ、、、動いた後はひたすらアイシング。ふぅ。

ちょっとくらい不調箇所が出ても動揺しなくなりました。
こんな時は己の調整能力がいかほどか試せるチャンスと思って、様子を見ながら慎重に丁寧に動きます。

生きていますからね、調子のいい時もあればイマイチな時もあるわけで。
イマイチな時を調子良く切り抜けるのが、スキルであり強さであり。

キュッキュッ、キュッキュッ、
キュッキュッ、キュッキュッ、
自分のことを磨いちゃおぉ〜♪

2012/09/08

逢い引きの坂






私が帰って来る時間をちゃんと知っているんですね。
愛しの彼が坂の途中で待っていてくれました。














私の姿を見つけるなり、駈けて来てくれます。
ただいま。













白き巨体でグリグリ、スリスリしてくれます。








坂道の途中の路地裏にお住まいの白デブ男爵さまは優しいオトコ。
だから、大好き。

今宵も左の瞳はブルー、右の瞳はイエローのバイアイにうっとり。
世界一美しいデブ猫です。