2012/05/31

寒いぃーー(怒)

マッサージ用オイル
毎晩使うので遂に業務用サイズを購入。
今日は稽古場に冷房が入っていて参りました。

古いビルのせいか、ビル全体で空調管理をしているため、他のフロアで働いている人にとっは快適な冷房で
も、体を動かす身にとっては冷房はシンドイです。

バーが終わってもいつもの様に体が始動しきれいないままセンターへ。
こんな体のままセンターをやった所で仕方がない、、、
と思って、途中で稽古を止めて帰って行くダンサーがちらほら。。。。
確かに、踊る気持ちが萎える。。。
そんな中、最後のグランワルツまでやりましたが、何だかなぁ、、、
という稽古で終わってしまいました。

もうっ、寒いってばぁーーーーーーー
明日は極寒使用のウォーマー持参で行きます。
これから夏が心配。
ダウンベスト、持ってこ。
世の中、節電が叫ばれているのに、この状況、変じゃない???

2012/05/30

揚げたておかき

甘醤油味。お茶のお供に最適♪
今日はお三時に揚げ物をしました。
我が家で作る『揚げたておかき』!

毎年、暮れにとあるお宅から自家製のお正月用のお餅を頂きます。
「カビが生えた所を削って、よく干して小さく砕いたものを揚げると、美味しい揚げおかきができますよ」
と言われて、たくさん頂くのですが、お餅を朝ご飯に食べる事が多い私は、正月が待ちきれずにいつも大晦日前から食べ始め、もちろんお正月も堪能し、2月に入る頃にはすっかり食べ尽くしてしまいます。




こちらは塩味。ビールのお供に最適♪

そんな私のために、お餅をくださるお宅がおかき用の砕いたお餅をくださいまして、本日、満を持して揚げてみたというわけです。

お正月のお供え餅をおよそ5月間、しっかりと乾燥させないと、カリッと揚がる美味しい揚げおかきはできないんだそうです。







お正月のお供え餅を長期乾燥させて砕いた揚げおかき用の餅。



揚げてみたら、まるでポップコーンのようにお餅が油の中でポン♪と膨らんで、思った以上にたくさんできました。

低温の油でじっくり揚げるというのが、なかなか難しい。
もう少し油切れをよくすることが次回への課題でしょうか。
次回、残り半分は柚子胡椒味のおかきを作る予定。

お正月のお供え物が姿を変えての揚げおかき。
なんとも有り難く、贅沢なお三時。
夜はビールのお供にまた頂きました。
ごちそうさまです。

2012/05/29

忙しいオンナたち

上にのっているのは三つ葉
今日の晩ご飯は『キノコドリア〜ヨーグルト&コチジャン〜』→
私の教室で踊っているお料理研究家の方が考案したキノコ&チキンのドリア。

キノコとチキンを炒めた物をご飯の上に乗せて、さらにヨーグルトとコチジャンのソースをトロ〜りとかけて焼くんです。
このヨーグルトとコチジャンの組み合わせが絶妙で美味!
私のお気に入りです。




ヨーグルト&コチジャン
発酵食品の素晴らしき国際結婚!

普通のドリアのホワイトソースの代わりに、ヨーグルト&コチジャンですから、ダイエットメニューとしても最適。
コチジャンにはカプサイシンとかいうのも入っているのでは?
トリのササミを使えば脂肪分はカット。
と言っても、別に私はダイエットをしているわけではありません。
好きだから食べているんです。
好きな物を食べるのが一番です。





今日は朝の10時からみっちり4時間稽古をしました。
いまだに新たな発見があります。バレエは果てしなく奥が深く、自分の体も果てしなく変化を続けていて、おもしろいなと思います。
バレエって、本当にマニアックな世界ですね〜。

4時間やった後、バタバタと目黒に移動。今日の仕事は『プチバレリーナ』クラス。
こちらもバタバタなら、子供達もバタバタ。。。。
新宿御苑に遠足に行ったという同じ幼稚園の子供達が時間ギリギリに駆け込んできました。
「先生、今日は遠足だったから、ダメかも。。。」という母の心配をよそに、音楽がなれば子供達はいつも通りのバレリーナ♪☆♬
しっかりと稽古をして帰って行きました。偉いぞ〜!

少しずつ育っていく体力と集中力。
体力と集中力は踊っていく上で何よりも大切なこと。
いいぞ〜、その調子!

私も4歳児も同じ様にバタバタと楽しく忙しい一日でした。
なので、ハイパーテンションのプチリーナ達に負けないように、今宵もしっかりと晩ご飯を食べたというわけです。
満腹になってボケら〜。
本日の〈体力と集中力〉これにて終了。

2012/05/28

惚れ直す

今日は天気が良かったので、ポアントにニスを塗り足しました。
もう、ちょっと持つかな?と思って。

タイの洪水の影響で製造が滞っていたBLOCHのポアント。
やっとチャコットに入荷したそうです。
ひと安心。
それでも、今履いているのを何とかしてもう少し履こうという魂胆。
愛着と貧乏性が混在して、いつものごとくなかなかポアントを捨てられません。


今日の朝ご飯:豆入りトマトスープとパン
この他にパンケーキも食べてお腹がポ〜ン



〈我慢〉とか〈辛抱〉ができない「熊太郎」
ブラッシングが大嫌いな「熊太郎」。→
ブラシをするなり、牙をむいて思いっきり噛み付いてきます。

でも、今日は全然大丈夫♪
先輩猫の「太郎」が目の前に座ると、猛獣「熊太郎」は魔法にかけられたように大人しくなります。

太郎「ウゥぅぅ〜」
熊太郎「ニャウニャウニャう」





(左)太郎 (右)熊太郎
ブラッシングは家で暮らす猫のたしなみ。

とでも説教されているんでしょうか、口答えこそするものの、「熊太郎」は目の前の「太郎」兄さんに見据えられ、じっと我慢のブラッシング。

鶴の一声ならぬ、太郎のひと声で負傷者を出す事なくブラッシングが無事終了!
さすが「太郎」。頼れるオスです。
惚れ直しました。

2012/05/27

先生♬逝く

音楽評論家の吉田秀和さんがお亡くなりになりました。

音楽にあまり馴染みのない方はぜーんぜんピンと来ないかもしれませんが、吉田秀和先生は戦後の日本の音楽界のドンです。
評論家なので楽器を演奏するわけでもなく、作曲をするわけでもなく、奏法を教えるわけでもありませんが、クラシック音楽界では誰もが大先生と呼ぶ方。

戦後、日本の音楽のレベルを上げようと、誰よりも早く音楽専門の教育機関『子供のための音楽教室』(現在の桐朋学園音楽部)を創設した先生です。
私は幼稚園に通わず、この『子供のための音楽教室』に通っていました。



仙川の桐朋学園音楽大学の中にある薄暗い防音の教室で習っていたことをかなり鮮明に憶えています。
ある日、ピアノを習っていた幼児全員に小さなヴァイオリンが手渡され、いきなりヴァイオリンのレッスンが始まりました。
私は押してならすピアノとは全然違うギーコギーコのノコギリ演奏を楽しみました。
が、楽しいギーコギーコはその日限り。
私に絶対音感がないことが分かり、私はそのままピアノを続ける事に、絶対音感を持っているであろう子は、ヴァイオリンに転向していきました。
4才か5才の時のことです。

限りなくネイティブに近い英語を喋れるようになるためには3才からホンモノの英語に触れていないとダメだとか。音楽も同じでしょうね。
バレエ以上に、音楽は早期教育が大切だと思います。
耳が育たない事にはいい演奏もできないでしょうから。

吉田秀和先生が創った『子供のための音楽教室』の第一期生には小澤征爾さんがいらっしゃいます。
そんなすごい所で生まれて初めてのドレミ♪を教えて頂いたんですね、私は。

その後、私はバレエの稽古が忙しくなってしまい、ピアノは辞めてしまいました。
が、今日、吉田先生のご逝去のニュースを耳にして『子供のための音楽教室』に通っていた人間として恥ずかしくない踊りをしないと、と思いました。
踊りには音楽が欠かせません。

あの頃、音楽に触れていなかったら、今こうしていなかったでしょう。
これからもずっと、あの頃のドレミ♪を忘れずにいようと思います。


2012/05/26

Only One

常温でしまっておいた枕型アイスノンを冷凍庫へ。
そろそろ帰宅後の足裏クールダウンの季節。
今日は稽古場から稽古場への移動にバスを利用しました。
青山→麻布→広尾→白金→そして目黒。
のんびりバスに揺られながらつかの間、ボケら〜。

オシャレな街並を眺めながら、ふと思いました。
身ひとつで良かったな。
寒い日、疲れている日、風邪気味の日、機嫌が悪い日、興奮気味の日。
その日の気分に合わせて洋服や靴がセレクトできるように、体もその日に合わせてセレクト可能であったら、きっと便利♪



でも、それでは踊りは良くはならないでしょうね。
どんな日であろうと、自分も体はひとつしかないので、その体で何とかしようと努力する訳で。
身ひとつじゃなかったら、己の身を真摯な気持ちでは磨けないだろうな、というのが私が今日バスの中で何となく思った事。

ポアントも、あのメーカーだの、このメーカーだのと、あまりにも様々な物を履いて、何十足と持っていると、「今日はポアントのセレクトを間違えたから、うまく踊れなかった」と自分の不安定なスキルを棚に上げてポアントのせいにしがち。。。。
もちろん、ポアントはその時の自分の足に合ったものが最適であることは確かですが。

身ひとつだからこそ、たったひとつの己の身を見捨てる事なく、面倒見ようと思う今宵。
これがどーして、面倒かかるぅ。

さて、面倒だけれども、ストレッチして寝ます。
明日もOnly One♪
キュッ、キュッと磨きます♬

2012/05/25

オスの勲章

フィスラーのフライパンは
重くて片手で持ち上げられない‥‥
今日の朝ご飯。
北海道産小麦にあずきパウダーが入ったパンケーキ。
4枚分の材料を一気に直径30センチ大のプライパンでドーンと焼きます。
稽古に行かない日の朝ご飯はこんな感じ。

雨上がりのベランダにお客さんがきました。
近所のボス猫。
相変わらず、筋肉隆々、たくましい姿。

よーく見たら、アレ、左の耳先が二股に、、、











メスと縄張りを巡るこの春の戦いで受けた傷でしょうか。






ザックリと耳の先が二股になるほどの傷を負いながらも、今ではまったく化膿もせずにキレイな二股、耳先フリル状態。
敵に背を向ける事なく、真っ向勝負で受けた傷。
そして守りきったこの縄張り。
今日は〈勲章〉を見せに来たボス猫をそっとしておいてあげました。(いつもはオデコをペチッとやります)

さてと、新宿村にGO。

2012/05/24

愛しのオヤジ犬


残念ながら渋いお顔は撮れませんでしたが、これは私が稽古場の帰りに立ち寄るスーパーによくいるバセットハウンド
いつも入り口でご主人の買い物が済むのを待っている犬。
見ての通り、おデブ。
『I ♥ GUAM』と書かれた黄色いTシャツがはち切れんばかりの肉付きで、入り口のスペースをほぼ半分占領する太さです。

このなんとも言えないオヤジな雰囲気が大好きで、会う度にガッチリと脂肪の乗った背中をポンポンしたり、垂れ目、垂れ耳のお顔を撫でさせてもらったりします。とても穏やかなオヤジ犬です。




このオヤジ犬ほど太っては困りますが、節電が必至の夏を前に今から天気ハツラツ、暑さに負けない体を作っておかないと。
という事で、今日は食料品をあれこれ買いました。

暑い夏になってから、暑さに負けない様にと頑張るのではもう遅い。ヘロヘロになりながら、下手に頑張っているうちに夏は終わる。
ウン十回と夏を過ごして来て、さすがに学びました。

しっかり食べて、しっかり稽古して、しっかりエネルギーを備蓄する。
引き続き、“上手な頑張り方”を勉強中♪


2012/05/23

Kate Bush

(左)ロイヤルバレエ『パゴダ』
(中央)リヨン国立バレエ『サンドリヨン(シンデレラ)』
(右)ロイヤルバレエ『ピーターラビットと仲間たち』
今日はビデオテープを処分しました。
もうビデオデッキを持っていないのに、バレエを中心とした踊り関係のビデオがゴロゴロ。

今や映像は物としてではなくて、データとして所有するもの。

絶対に市販されていないであろうレア物を除いて、思い切って捨てました。

踊り関係以外のビデオの中に、英国の歌姫、Kate Bushのビデオが!
懐かしい。






英国が生んだポップスターというのが普通かも知れませんが、私にとっては“英国版・踊る矢野顕子”です。

独特の声、そして独特のダンス。
怪しいというか何と言うか、不思議。。。
ダサいエアロビに見えたり、神聖なる巫女さんの舞いに見えたり。
Lindsay Kempのお弟子であることを思えば、うなずける踊りではありますが。
ちなみにDavid BowieもLindsay Kempのお弟子です。



今宵は久しぶりにKate Bushの不思議ダ〜ンスを見てから寝ます。
なかりフシギな踊りですが、独特っぷりが完璧。
Kate BushはBritishの歌う巫女さんです。

2012/05/22

愛の深さ4㎝

頂き物の韓国梅酒。
甘ったるくなくて美味!
実は、昨日、いつもの鍼の先生の所に行って、生まれて初めて腰(仙骨裏)の深さ4センチの所まで鍼を入れました。

いつもなら、シャバシャバ♪っと浅い鍼でいいのですが、この所の初夏の陽気に浮かれて、達者に動き過ぎたのか、凝りが張り付いてしまって、自分のストレッチではどうにもこうにも取れなくなって、深さ4センチの鍼をじんわりとやる事態となりました。

中国の鍼はえらい深い所までガッツンと鍼を入れるそうですが、私の鍼の先生はとても繊細な鍼を打つ先生。
私にとって、4センチは史上最高の深さ。
「あとで固くなるからね」と言われて、そのまま仕事へいきました。





農家の方から直販で買った新鮮ななめこ。
さっと茹でて大根おろしとあえてポン酢で♪

仕事中は平気だったのですが、帰って来たら腰がドーンと重くなって、よーくストレッチして寝たのですが、今日も雨がジトジトの天気で腰はドドドーンと重いまま。

痛くはないので稽古は普通にできるのですが、重いのなんの。
仙骨から座骨にかけての神経というか、筋肉のコントロールが定かではなく、今日の稽古はうんざりするほど、苦労しました。





先生が私に打ってくれた深〜い愛の鍼。
私の身体は生まれて初めての“深度4㎝”にちょっとビックリ。
今夜の所は、お風呂に浸かって、よくストレッチして、美味しい韓国梅酒を飲んで気持ちほにゃほにゃ〜。
人とうまくつき合うのも大変ですが、自分のカラダとうまくつき合うのも、なかなか大変です。
でも、それが少し面白かったりするのですが。

明日は夏日だとか。ほどよく達者でいようと思います。
おやすみなさい。

2012/05/21

生贄(いけにえ)の日

今日は900ウン十年ぶりに日本で金環日食が観測されました。
専用グラスを片手に世紀の天体ショーをご覧になった方も多いかと思います。
日本では多いに盛り上がりましたが、これが文明とは無縁の森の奥深くで生きている名も知れぬ部族の人間だったら、まったく違ったことでしょう。

本来、目にまぶしい朝日が差し込む時間帯に、太陽がみるみるうちに黒くなっていき、辺りが薄暗くなっていくのですがら、この世の終わり、人類滅亡の時と思っても不思議ではありません。
何かとてつもなく悪い事が起こるに違いないと、恐怖に身を固め、黒くなっていく太陽を好き好んで見る様なことは決してしないでしょう。
あぁ、これは神がお怒りなのだ!と思って、長老は神に畏怖の念を表すために乙女を生贄として差し出すに違いありません。

上空で大天体ショーが繰り広げられている間、私の頭の中に流れていたのはストラヴィンスキーのバレエ『春の祭典』の不協和音。
ニジンスキー振付『春の祭典』はバレエ・リュスの時代に生まれた問題作。
当時は非難囂々だったそうですが、現代においては世界のバレエカンパニーがニジンスキーの原典版を踊り継ぎ、大切にしている作品です。
チュチュを着たバレリーナが美しく舞う作品ではありませんが、エネルギーが渦巻く重厚な作品で、私は好きです。

マリー・クロード・ピエトラガラが踊る乙女が生贄になるラストシーン。


こんな日は誰かが生贄になってしまうに違いない。
そんな妄想が頭の中をグルグル。。。。
明るいブラインドウの向こうが次第に薄暗くなっていく中、私は愛猫を抱えて布団の中でじっと息を潜めていました。
私の場合、今日のような日は死んだ振りをして、事なきを得るためにおとなしくしている方です。

何かいつもとは違う雰囲気を感じ取ったのか、一緒にいた猫の「熊太郎」は目を開けたままジッとしていました。
見開いた猫の瞳が、今日、私の見た金環日食。
自分が文明人じゃないということを知った朝でした。
前世は生贄の乙女だったのかも。。。


2012/05/20

ダブル・パワースポット

???
今日は私の話ではありません。

心地よい初夏の青空に誘われ、我が家のパティシエさまは朝っぱらから愛車のハーレーにまたがり、お出かけ。

長野県の国道152にある地蔵峠に行ったとか。
国道152沿いには磁場ゼロのパワースポットとして有名になったという分杭峠があって、観光客目当ての饅頭が売られていたそうです。
なのに、買って来てはくれませんでした。(ガッカリ)

その代わりでしょうか?
写真を一枚、頂きました。国道沿いの峠の標識?
写真を大きくして見てみましょう。




携帯スポット?????


携帯????
何コレ、、、、

峠の国道で、ここが携帯の電波受信可能ゾーンという標識でしょうか?

確かに見晴らし良さそうで、ここなら電波飛んできそうです。

最近は山の中の峠道にこんな親切な標識まであるんですか???

同じ国道沿いには磁場ゼロのパワースポットがあるかと思えば、携帯電波のパワースポットもあって。
何だか不思議です。






そんな不思議な峠道で、止めておいた愛車のハーレーが勝手に倒れるという怪奇現象が起きたそうです。
黒光りの愛車を傷つけてはなるまいと、すかさず倒れる車体の下に己のカラダを投げ出したそうで、足にたいそうな打撲を負って帰って来ました。
ハーレーは愛人ですから、そのぐらいカラダを張って守って当然でしょうね。

私が貧血とかで倒れたら、同じ様にカラダを張って守ってくれるんでしょうか?
今度、目の前でフラ、フラ、フラぁ〜〜〜とやって見ようと思います。




テレビ視聴中の熊太郎「コレ、音、悪いよ」
世界一の演奏を
粗大ゴミ寸前のボロテレビで聴きました。
トホホ、、、
私の方は夜、久しぶりにオンタイムでテレビを見ました。
昨日のブログに書いた「ららら♪クラシック」。

世界一のオーボエ奏者、ルルーさんが、音大生に
「緊張するのは決しておかしなことではない。緊張する自分を受け入れなさい。緊張は成長のチャンスだ」
と語っているのを聞いて、泣きそうになりました。

そうそう、そーなのよ、緊張こそ成長のチャンス。
そのキンチョーをエンジョイするくらいじゃないと、人前で踊ったり、演じたり、演奏したりは絶対にできません。
緊張をエンジョイできるように、日頃から目一杯、稽古や練習をしていないと絶対にダメです。
緊張をエンジョイできれば、たとえ失敗しても多くの収穫=お土産がついてきます。


ビビってしまうようなことを避けていると、結局は何をやってもつまんないのです。
これが、少なからずキンチョーをエンジョイしてきた、ビビリぃの私の行き着いた所です。

2012/05/19

シワ取り音楽♬

New洗顔石鹸。
ドイツ製オーガニック・ローズソープ
いい香り?じゃなかった‥‥
稽古場からの帰りの荷物がドッシリと重たくなる季節になりました。
たっぷり汗を吸った稽古着が2〜3着。
その他に、タオルや手拭いも最低3枚。

冷房が入るようになると、今度は絶対にカラダを冷やさない様にと、汗ドロドロになる夏なのに、レッグカバーだの、肩や首を冷やさないようにするシャツだの、パンツだの‥‥
汗をかくので、そのまま稽古場のロッカーに放り込んでおくわけにもいかず、ほぼ毎日、ドサッと洗濯に持ち帰る事になります。




汗と一緒に毒素がぜーんぶ抜けてしまったカラダにビール♪
また程よく毒が充填されて、ホッとします。
私の場合、適度な毒っ気がないと抜け殻になってしまうので。

さーてと、明日(20日)は久しぶりにオンタイムでテレビを見ます。
ブログにも書きましたが、先月、聴きに行った木管アンサンブルのスーパーおじさま達ことレ・ヴァン・フランセNHKの「ららら♪クラシック」に出演するんですって!
レ・ヴァン・フランセのフルート、パユ様のファンの方が「是非、見なされ」と教えてくださいました。
もちろん、あれこれ演奏が聴ける様子。
生で聴くのが一番かとは思いますが、このおじちゃん達、何と言っても世界一さわやかな音色を奏でるおじちゃん達なのです。

自分に毒っ気が多くなってしんどくなって来たら、聴いてみてくださいレ・ヴァン・フランセ。
ららら〜♪っとさわやかな風が吹き抜けて、お肌も心もツルん☆
心のシワ取りミュージック♪
くすみも取れちゃいます♬

では、おやすみなさい。
明日もららら〜っと♪


2012/05/18

心躍る踊り

今夜は豆入り野菜ソース&パスタ
軽くボールに1杯でおしまい。
今日は嵐が過ぎ去ったかと思ったら、夕方には地震があって、なんだか落ち着かない一日でした。

今週は急に25度を越える夏日になって、稽古で汗ドロドロに‥‥
暑さと湿気がドッと体に張り付いて、元気なはずのに、カラダの方はちょっと重たく、ドロンとしていて鈍い感じ。
早く、蒸し暑さに慣れないと。





今宵はステキなダンサー達の映像を見てから寝ます。
振りも秀逸ですが、小さなダンサー達の心躍る踊りがピュアで輝いています。
オトナになっても、こんな風に踊れたらいいのに。
こんな風に踊りたいです。


2012/05/17

鬼が笑う会議

今日は稽古前にDance Alive Balletの「プチバレリーナ」クラスの今後に関して、教師ふたりで会議。
心地よい風が吹き抜けるテラスでお茶を片手に、バレエの稽古を初めて約半年のプチ達の今後のことをうーむ、うーむとあれこれ考えました。
「プチバレリーナ」クラスを開設して早半年。
4才でやって来た子が次々と5才に。
彼女達の成長はえらく早く、私と同じ時の流れの中を生きているとは思えません。

(ちなみに彼女達がこの世に誕生したのは、2007年とか2008年。私にとっては“ついこの間”ですよ!!)


ご飯に豆腐の味噌汁、鯵の塩焼き、大根のぬか漬け、
もやしサラダ、味噌田楽

来週のこと、来月のこと、来年のこと。
日に日に減りゆく脳細胞をフル稼働させて、日々、爆発的な勢いで脳細胞が増えている彼女達の未知なる可能性に思いを巡らせました。

来年のことを考えると鬼が笑う、とか何とかいいますが、どーぞ勝手に笑ってちょーだい、こっちは笑っている暇もない、というのが現状です。
本当に“成長”は日々刻々、早いです。



鯵を発見!スタンバイの2匹。


ぷっち、ぷち、ぷち、ぷっち達ぃ〜♪

とりあえず、彼女達の“ほぼ生まれたての若さ”に負けない様に、今宵もしっかと食べました。

私だって、いい年して、まだまだ成長中。
のはず。

2012/05/16

猫のうっかり

快晴の今日、じゃんすか洗濯にいそしみました。
日当り、風通しともに良好な洗濯機の上に鎮座するのは、我が家のボスライオン「太郎」。

年を重ねるとともに、色濃く大きくなってきた鼻のシミがダンディーの証。
なのに、今日は暑さにやられてしまったんでしょうか、ダメダメの“うっかり顔”。



太郎さん、舌が出っぱなしですよッ、


写真もボケボケですが、太郎もボケボケ。。。
まだ出てますよッ、

立派なライオンも人間に甘えて暮らすと、こんなうっかりな猫になってしまいます。


話はぜーんぜん変わりますが、秘かに次回のDance Alive Ballet発表会の日程を決めました。
この間、4/14の発表会は年度末にひっかかり出られなかった方のいるので、次回はちょっと早めの1月20日。なーんと大寒。(ジジュウを過ぎたら、何はさておき、こーいうことが気になる様になりました。。。。トホホ)

日程は決まったものの、それ以外はほとんど何も決まっていません。
今現在、決まっていることはひとつだけ。楽しく踊る事♬
生徒さん達には、それぞれ心に秘めた目標に向かって、コツコツ、コツコツ。
これからもエンドレスで自分を磨いて、美しく誇らしく踊って欲しいです。
私もまた、「もっと見たかった」とお客様に言って頂ける様な演出・構成・振付をピピピッと考えないと。

見て良かった!出て良かった!がDance Alive Balletの発表会のモットーです♬

※次回の発表会についてはホームページをご覧ください。
と言っても、まだたいした情報はありませんが。

2012/05/15

グルジアバレエ♬

移動中の電車の中でつらつらと"Ballet"で検索したYouTube映像を見ていたら、ボコボコの木の床の稽古場で、クールなスピンを繰り広げる男性ダンサー達を発見!
すごーい、カッコい〜!この人達、だれだれ誰ぇーーーー?
まずはご覧あれ。



“膝シェネ”でマネージがスゴいです。
これはGeorgian National Balletのダンサー達。
グルジアにもバレエカンパニーがあるんですね。
いわゆる白タイ王子のバレエの世界とは違って、こちらの世界は男性ダンサーがわんさといて、その踊りはダイナミックでスピーディー。

この人達の本番がどんな感じいうと、こんな感じ。↓


息を飲む超ハイテク、スーパーフォークダンス!
まいむ、まいむ、まいむ、まいむ、まいむ、ほいさっさ♬
なーんていう退屈な学校フォークダンスとは大違い。
グルジアバレエの男性ダンサーは、世界で唯一、爪先で(バレエで言う所のon Pointe)踊る男性とのこと。
(トロカデロ等の男性ダンサーの方々を除いて)

ロシア(旧ロシアを含む)には実にさまざまな民族舞踊があり、生活に根ざした踊りの歴史の奥深さを感じますね。
アラベスク、パンしぇ〜もいいけれども、民族舞踊もステキです。
もちろん、その土地で生まれ育った人がやるからこそ、ステキな民族舞踊。
東京生まれの私の民族舞踊は????
月が出た出たぁ〜で盆踊り????
それじゃ、あまりにも悲し過ぎる、、、、

とか言って、私は小学生時代、毎年夏になると、バレエの稽古の帰りに団地の盆踊りの練習に直行し、最年少にしてやぐらの上で踊る“盆踊りソリスト”の座をキープしていました。
振り覚えが早い!と浴衣を着た盆踊りの先生に褒められていたので、それが嬉しくて調子に乗って踊っていたんです。
バレエでけちょんけちょんに叱られた幼心は、不覚にも盆踊りで癒されていたんでしょうか。
あぁ、、、情けなし、我が幼少期。

2012/05/14

反癒し系デブキャラ

熊本のおばあちゃんの家に行っていたという生徒さんから、熊本が誇るご当地ゆるキャラ〈くまもん〉のクッキーを頂きました。

そおぉ〜っと持って帰って来たのですが、山手線の中でぎゅ〜と押されてポキッ、、、大江戸線の中でもぎゅ〜っとなってポキッ、、、
家に着いた時には両足が折れていました。。。(泣)
でも、結局は私にペロリと食われてしまったのですが。
ごちそうさまでした。

ご当地の広報活動に勤しみつつ、人の心を癒すゆるキャラ〈くまもん〉。
ファンレターのお返事が書ききれないくらいの人気者だそうです。



腹の肉がゆるゆるゆる〜♪

こちらは、我が家自慢のゆるキャラならぬデブキャラ熊太郎こと〈熊ポン〉?

決して人の心を癒すことのない問題児。
ゆるゆるしているのは、腹のお肉のみ。
いくつになっても尖ったヤツです。


顔のみ、ちょっと癒し系













    ↑腹毛の割れ目





デブ、デブ、言われて、ふて寝。













我が家のデブキャラ、熊太郎へのファンレターのお返事は、もれなく私が代筆いたしますので、ご心配なく。

2012/05/13

食欲の掟破り

止められない止まらないマックフルーリー。
今日も食べました。大好き♪
(週に3回は食べています)

この夏の熱中症対策についてラジオのニュースで、「今の時期から日々、軽い運動をするようにしていって、運動後は牛乳を飲むなど、タンパク質と糖質を摂取する様にすると、汗をかきやすい夏の暑さに強いカラダになれる」と言っていました。
私は5月中旬にして稽古後マックフルーリーで早くも熱中症対策万全です。




もちろん、ご飯だってちゃんと食べています。
今日は普通の白いご飯を食べた後に、もう一膳、五穀米を食べました。

お豆腐屋さんで売っている、割れてしまった大豆も入っている五穀パックがあって、それが大好きです。
(ちなみにそのお豆腐屋さん、肝心の豆腐の方のお味はイマイチ。。。)

割れ大豆入り五穀米は白いご飯以上にモリモリ食べられちゃいます。
部活の男子並みです。




中華鍋いっぱいの大根の葉をジャコを炒めて、簡単おかず一品。
ご飯も進みますが、これを肴に日本酒も最高です。
たくさん作ったので、残りは明日の冷酒のお供♬

この他に今日はクリームシチューも食べて、昨日の残りの麻婆豆腐も食べて、チーズ乗せ温野菜も食べて、満腹。
揚げおかきも食べたかったのですが、今日さすがに止めておきました。

今年の夏も節電サマー。
節電のためにまずは元気でいないと。
これが、今日のところの〈腹八分の掟〉を守れなかった私のいい訳です。

2012/05/12

ハーレーとポアント

家に帰ったら、ハーレーのロゴが入ったお煎餅を発見!
何でも新装開店したハーレーダビッドソン新宿店がくれたとか。
たいして乗らずに維持費ばかりかかっていたAudiを売り飛ばした後、我が家には美しきハーレーが1台と、私のボロ自転車が1台。

東京のほぼド真ん中に住んでいて、23区内の稽古場を行き来するだけの毎日ですから、私の移動手段は自転車か地下鉄で十分。
ハーレーは大型免許がないので私は運転できません。
今は格好をつけてまたがるだけ。
「足が長いので全然ハーレー大丈夫ですよ、すごい似合いますね」とお店のおにいちゃんにおだてられただけで大満足。売り物のハーレーにまたがって〈誰よりもカッコいいハーレーおばさん〉を気取る迷惑な客です。


これはアメリカのダンスマガジンに見開き2ページに渡って掲載されているハーレーの広告。↓





















なんと、ハーレーに乗っているのはポアント履いたダンサー??
実はコレ、ハーレー社とFREED社のコラボ広告。
メッセージは、Tough Enough.
ハーレーは軍用として大活躍したアメリカの強さの象徴であり、そして乗り物としての美しさを極めた走る芸術品。
一方のポアントも、強さと美しさを兼ね備えたダンサーの象徴とも言える靴。
どちらも、その強さこそが美しさ。
(とか、書いてみましたが、実際はFREEDのStudiosというシリーズのポアントが耐久性に優れている、という趣旨の広告だと思います)

明日もTough Enough!
エンジン快調で踊れますように。
おやすみなさい。

2012/05/11

育てた足

今日は生まれて初めてポアントを履いた生徒さんがいました。
数年前に(3年くらい前でしたっけ?)私の所に来て、オトナになってからバレエを始めた方です。
勤め帰りに稽古場に駆け込み、コツコツとレッスンをすること数年。
先月、意を決して生まれて初めての発表会に出て、満面の笑みで踊りきり、晴れてポアントに進級したというわけです。


足指が長く、足幅が細い人にお勧めのポアント。

山を歩くのが好き、ランニングも好きという彼女は、カラダを動かすのが大好き。
だからと言って、バレエが長く続くとは限りません。

あれこれ細かい決まり事ばかりで、美しく踊ろうとすれば、厳密にコントロールされた身体の柔軟性と筋力が要求されるバレエ。

そんなバレエを彼女は粘り強く、いつもニコニコとスマイルで続けてきてくれました。
“バレエを踊る才能”とは、何はさておき、ポジティブな気持ちだとつくづく思います。



ゴールデンウィーク中に、彼女と一緒に目黒のバレリーナにポアント選びに行きました。
私が目星をつけていたのが、バレリーナ製のポアント〈Lagato(レガート)〉。
「どんな感じ?」「痛くないです。幅もちょうどいい感じ」
出だしはまずまず。
とは言っても、彼女は生まれて初めてポアントに足を入れて立ってみた訳で、、、
一発でドンピシャなポアントがセレクトできるとも思えず、とりあえずお店にあるサイズと幅が合いそうなポアントをすべて試し履きしてみました。

が、結局は「せんせ〜、やっぱりこれが一番しっくりくる」ということで、一番最初に履いた私が目星をつけていた〈Lagato(レガート)〉に落ち着き、「せんせ〜、勘が冴えてるぅ〜!」と生徒さんからお褒めのお言葉を頂きました。

バレエをまったく知らない彼女の足と出会ってから、かれこれ数年。
稽古の度に彼女の裸足の足の動きを穴が開くほど見て、もっと足指を広げろだの、親指脇の筋肉を鍛えろだの言ってきたわけですから、一発で彼女に合うであろうポアントが選べて、むしろ当然なのかも知れません。

踊る足の育て方を教えたのは私です。
が、実際に自分の足を踊る足に育てたのは生徒さん自身です。
ポアントをいう新しい靴と出会って、彼女の足はさらに育っていくでしょうね。
楽しみです♪


これは私のポアント(BLOCKあれこれ)。
大切に履いていかないと‥‥

彼女のポアントは出だし好調ですが、私のポアント事情は先行き不安。。。。
タイの大洪水の影響で、タイで製造しているBLOCHのポアントの入荷が伸び伸びに。。

注文しているポアントが届くのは6月中旬。
あと1ヵ月、引き上げに引き上げて、手持ちのポアントを可能な限り長持ちさせなくては。
ダメそうだったら、私もLegato、久しぶりに履こうと思います。


2012/05/10

完璧なカラダ

おかず:鶏肉のピリ辛バジルソース炒めアジアン風
エリンギ&ほうれん草入り
肉も少々食べます。
〈完璧なカラダ〉とは何だろうか?
そんな事を考えながら、雨上がりのヒンヤリした空気を吸いながら、自転車を漕いで稽古場から帰って来ました。

ここで言う〈完璧なカラダ〉とは、キュッ、ボン、キュッのナイスボディーのことではありません。
どんな時も元気にピンシャン動くカラダのこと。
これがないことには、踊りどころではありません。




ご飯:万年“丼飯”です。
汁物:豆腐&ワカメ、ネギ入り玉子汁

よく季節の変わり目は体調が思わしくない、という話を聞きますが、春夏秋冬の四季がある日本では最低でも4回は“変わり目”があります。

それ以外に、近年は“酷暑”だったりの何らかの異常気象が毎年のごとくあって、去年は大きな地震と津波が襲い、最近では東南アジアを思わせるスコールに竜巻、落雷。。。。

つまりは、毎日が“変わり目”なんじゃないの?というのが、私が最近感じていることです。
なので、自分のカラダが毎日違って当然。
絶好調の日の翌日が絶不調でも、慌てふためく事なく、あららら、どうしたのかしらん?と、まずは悠長に構えてから、対応策を考えることにしています。




今まで以上に日々変わる気象状況(異常気象を含め)に、自身のカラダをもって上手に対応していく術が問われているんだなーと感じます。
対応して行く術とは何でしょう?

ちょっと大げさかもしれませんが、世界の気象状況、日本の気象状況が大きな変換機にあるとしたなら、“変化”に対応できるか否かが、これから達者に生きて行かれるかどうかに関わる大きな問題なわけで。。。。

そんなことをあれこれ考えていて、気がつきました!
“変わり目”にノックアウトされないためには、自分のカラダも365日“変わり目”に対応可能な多種多様なギアチェンジ機能を備えていればいいんじゃないの?



毎夜12時には人の寝床で寝て
不調知らずの熊太郎。
低気圧がドドーンとやって来た日に、股関節の鈍痛で目が覚めても、それはそれで、それなりにホニャホニャ、ゆるゆる〜って稽古すれば、あら、スッキリ♬

〈完璧なカラダ〉とは適度な柔軟性を持ったカラダ。
もちろん、心(=気持ちの有り様)の柔軟性も含みます。
心身ともに臨機応変、自在に変化可能。
それが、生きて行く強さであり、その強さを有したカラダが〈完璧なカラダ〉。

キュッ、ボン、キュッの方は到底無理そうなので、私は心身共にホニャホニャ♬な方の〈完璧なカラダ〉を目指すべく、今宵もストレッチしてから寝ます。
それで踊れたら、なお良し。
心のこわばりは、カラダのこわばりに比例しますからね、要注意、要注意♪

【訂正】キュッ、ボン、キュッじゃなくて、ボン、キュッ、ボン。
腹まわりだけボンでは困る、、、、


2012/05/09

Queen's Red Pointe

昨日はDita Von Teese が特注した色鮮やかなポアントの話でしたが、今日はバーレスクの世界ではなくて、バレエの世界のカラフルなポアントのお話。

私は色付きのポアントで踊ったのは一度だけ。
残念ながら鮮やかな色ではなくて、真っ黒。
コンテンポラリーの作品をポアントで踊る時に使いました。
本番用にある程度、履き慣らした2足を、自宅マンションの駐車場に持って行って、新聞紙を広げて、その上で黒スプレーをシューシュー。
着色に使ったスプレーはハンズで買ったジーンズをカラーリングするための布用着色スプレー。
2足で約1000円のスプレー1本を使いきりました。

真っ赤なポアントで踊るステキな作品があります。
是非とも日本でも公演して欲しい、Royal Balletの『Alice's Adventures in Wonderland』。
DVDが出ていますが、やっぱり実際の舞台を見たいなぁ〜。
踊っているのは、決してお姫キャラではないけれども、個性的でステキなプリンシパル、ゼナイダ・ヤノフスキーさん。
注)トロカデロではありませんからね。




『眠り』のRose Adagioならぬ、The Red Queen Adagio♬
生で見た〜い。

2012/05/08

Dita Von Teese's Pointe


とある生徒さんから「せんせー、こんなポアントが履きたいですぅ」とメールが。
ど〜れどれと見てみたら、あーら、カラフルなポアント。
よく見てみたら、コレ、ゲイナーのポアント。
ゲイナー・ミンデン社に特注したんでしょうか?
ソールは真っ赤!




何でも、このポアント、バーレスクダンサーの女王であり、マリリン・マンソンと結婚していたDita Von Teese(ディタ・ヴォン・ティース)がクリスチャン・ルブタンに特注したポアントだとのこと。

クリスチャン・ルブタンといえば、靴底が真っ赤なことで有名なおフランスの高級セレブ靴ブランド。(ここのブランドの運動靴は20万近くしますからねー)
このルブタンに特注したからソールが真っ赤なポアントなんですね。
ルブタンさんはゲイナー社に色付きサテンでポアントを外注し、ソールに自社のトレードマークの赤い皮を張り付け、ポアントの中にルブタンの刻印が入った中敷きを張り付けた様子。(こちらのサイトで見られます)

単なる金持ちセレブのわがまま特注靴のように思えますが、コレ、実用ポアントです。
決してバレリーナの様に踊る訳ではありませんが、さすがはバーレスクの女王様、ちゃんと仕事しています。



やはり子供の頃にバレエを習っていたんですね。

ルブタンの特注ポアントはお金があれば履けるけれども、普通のポアントを履いて踊るのにはお金じゃなくて、スキルが必要。

とか何とか、ちょっと意地悪なことを言ってみようかと思っていたのですが、Dita Von Teese のバーレスクダンサーとしての徹底した肉体とキャラの作り込み(改造ぶり)を見たら、もう何も言えなくなりました。

四十路にしてこの見応え。
来世はこちら方面に行くのもいいかも知れません。
前世のバレエスキルが多少は生かせるかも知れないし。


〈生徒さんへ〉
あなただってルブタンばりのポアントを特注することができますよ。

ルブタンだったらウン十万はするでしょうが、こちらだったらポアント料金に+1000円くらい。
ソールは私がマジックで赤く塗ってあげますから心配しないで。
中敷きにはDance Alive Balletの〈DAB〉ってマジックで書いてあげます♬