2012/04/30

眠たい猫

今日はやる気のない日。
あっ、いるいる!
路地裏に悠然と横たわる白き巨体。

いつもなら駆け寄ってくるのに、今日はダラぁ〜っと横になったまま。。。。


そこそこやる気のある日。

やる気のある時は、私の姿を見つけるなり、こんな感じで駆け寄ってきてくれます。→→→












私が愛して止まない路地裏の〈白デブ男爵〉。
いつ見てもご立派なお姿。

類いまれなる“ニャン徳”も持ち主。
この路地裏の主です。





眠い。。。。
猫の二重あご。


















いい男は後ろ姿もいい男♥

2012/04/29

寝れない猫

ベッドに不機嫌な猫一匹。


そんな顔してもダメ。
私はまだ寝ませんから。
いい加減ひとりで寝られるようになってーーー!


ねむねむねむねむ(いつもの呪文)


手間のかかるヤツです。

2012/04/28

広島牡蠣パワー

日向ボッコでパワーを充電中 zzzzzzz
私の生活にはほとんど関係ありませんが、世の中、ゴールデンウィーク♪
途端にやってきました、初夏ぁ〜。

有り難いお天道様に見守られながら、私のパソコンを枕に昼寝をする猫一匹。

あーーーー、私もシミができてもいいから、日向ボッコしながら昼寝を楽しむ9連休が過ごしたい。
とか何とかぼやきながら、本日も稽古場へゴー。




最後の1滴までオイルも使用。
あまりの美味しさに  約1.8人前をペロリ。

22時まで手加減することなく働いて、今日のメインイベント、晩ご飯〜ん♪

まずはオイル漬け牡蠣を頂きながら、白ワイン。
(美味ぃ〜〜〜♪)
そして、「牡蠣のペペロンチーノ」
(くぅ〜、最高ぅ〜♬)

今宵は広島から月に一度稽古を受けに来てくださる生徒さんから頂いた〈ガーリックオイル漬け広島かき〉を使った贅沢なディナー。

以前は東京で仕事をしていたので、毎週稽古にいらっしゃっていましたが、今年からお母様の介護のために故郷の広島住まいに。




生牡蠣もいいけれども、
オイル漬けも美味!
そんな生活の中、月に一度の息抜きに東京に戻ってくる生徒さんです。

私の所でバレエを楽しんでいる生徒さんの中には、私よりも“人生の先輩”である生徒さんがいます。
稽古場ではあくまでも私が先生ですが、稽古場から一歩出れば、生徒さんが人生の先生だったりします。

親の介護。
いずれ私にもそういう時期が来るでしょう。
その時は、広島かきの先輩に上手な息抜きの仕方を伝授して頂こうと思います。

とっても美味しかったです。
牡蠣パワーで明日も頑張ります。
ごちそうさまでした。♪

2012/04/27

開運ぬかどこ

我が家では現在ぬかどこが発酵、成長中です。
飼育担当は我が家の姑ことパティシエさまで、私はもっぱら試食専門。

以前、焼酎が入っていた黄色い“かめ”を捨てるのが忍びないから猫の骨壺にしようか、という話をブログに書きましたが、その〈黄色い開運骨壺〉がいつの間にやらぬか漬け用のかめになっていました。

なんでも、子供の頃に食べたおばあちゃんのぬか漬けがたいそう美味しかったとかで、自分でも作ってみようと思い立ったそうです。
大きなカブだと1つでいっぱい、キュウリは半分にしないと入らないという、ぬか漬けを作るのには使い勝手の悪いかめですが、毎日、毎日、それはそれは大切に“ぬかどこ”の上と下の入れ替え作業をしています。



本日はまだまだお若い発酵具合のぬかどこに、約12時間つけたというかぶを頂きました。
フレッシュなぬかづけ。醤油をタラリとかけると美味♪

本来、二ポン人はこうやって野菜を上手に食べていたんですね。
やはりマヨネーズ文化圏ではないのですよ。
だから、昔の人達にはおデブは少ないわけで。

うんまいね〜、とぬか漬けを肴に冷酒も出してきて、至福の夜。
さらに頂き物のスルメイカの王様〈剣先するめ〉も頂いて、ご満悦。



さぁ、いよいよ世の中、ゴールデンうぃ〜く!
私のGWは“がっちりワーキング”のGW。

あ〜、どうしてあぶったスルメにはマヨネーズが合うのでしょう。
やっぱり、二ポンはマヨネーズ文化圏なんですかね?
その昔、八代亜紀が「肴はあぶったイカでいい〜♪」と歌っていましたが、本当にあぶったイカだけで幸せです。

GW=ガッチリ働いた後にどんな美味しいものを食べようか、脳味噌が暇になるとそんな事しか考えていない今日この頃です。

皆様、どうぞ楽しいGWを!
GW中の特別レッスンにはまだ空きがありますわよ〜。
是非是非カモーン、えぶりばで♪

2012/04/26

食う聴く踊る♬

丸ごと玉葱スープ。
ジャガイモも皮ごと、ドボン♬
今日はどんより重たい空のもと、時折、小雨に振られながら稽古場へ。
重ぉ〜い、重ぉ〜い、湿気を吸ったカラダは重い。
こんな時は稽古場に着くなり、黙り込んでいないで、挨拶がてら人と話します。
おしゃべりで気分が軽くなると、多少はカラダも軽くなる様な気がするので。

私は稽古場の隅、ピアノのすぐ横のバーにつくことが多いので、よくアカンパニストさん(レッスンの時の伴奏ピアニストさんのこと)とお喋りします。

踊る人と演奏する人。立場は違いますが、同じ踊る現場にいる者同士。
ダンサーと話すよりも楽しかったりします。
今日、話題になったのはホルストの『惑星』について。




フルオーケストラで演奏されるのが普通ですが、ピアノ2台による『惑星』もあって、これがなかなか面白いのです。
フルオケの『惑星』は言うまでもなく壮大で素晴らしい曲ですが、ピアノ2台、人の手4本という限られた中で繰り出される宇宙も、フルオケとは違う宇宙空間でステキです。

有名なJupiterは3'50"からです。


食う、聴く、踊るに関してはえらく熱心な今日この頃。
雑事もろもろ、そちらの方にももっと身を入れなくては。。。。(本日の反省)

2012/04/25

夢の証拠写真

頂き物のお花の天敵=熊太郎
4/14の発表会から10日が過ぎ、頂いたお花がだいぶクタクタになってきてしまったので、本日、有り難く片付けました。

夢のようなステキな時間がひとつ、またひとつと消えて行ってしまうようで、ちょっと淋しい気もします。
※頂いたお菓子の方はものの1週間もしないうちにほとんど食べきりましたが。

そんな今日、ひゃーーーー、夢どころか、〈現実〉が届きました。
発表会のお写真ができましたわよ。
まだ、写真注文のためのサンプルですが。
早速、生徒さんに見せました。
「あっちゃーーー(以後、無言、、、、)」




突っ込みどころ満載の己の写真。。。

自分で自分の写真を見ると、粗探しばかりしてしまって、あまりいい気分にはなれませんが、総じて皆さん楽しそうなお顔で写っていて、指揮監督の役割を担う私はひとまずホッ。

なかには満面笑みの人もいて、写真を見ただけで、その人にとってどれだけ楽しい舞台だったかが分かります。




写真を眺めていた生徒さんがポツリとひと言。
「もう遠い過去のことのよう‥‥」

仕事、家庭、そしてどこまでも果てしなく続くストイックで地味ぃ〜な普段の稽古。
疲れただのシンドイだのヤバいだのと言いながらも無我夢中で本番を目指していた毎日は、現実離れした夢のような日々だったのかも知れません。

「本番が楽しみだった」
そう、言ってくれる生徒さんたちと一緒に舞台に上がれて、私も幸せ者です。
また次の舞台に向けてやってください。
コツコツ、コツコツ、コツコツと♪


2012/04/24

「前が見えない‥‥」

最近、我が家にやって来た
青い瞳の〈キングにゃん〉
火曜日は毎週恒例ぷちぷち、ぷっち〜♪
「プチバレリーナ」クラスの日♪

30分以上も前にスタジオに行ったのに、更衣室にはすでにピヨ♪
パパが選んでくれたという、3着目のレオタードを着て上機嫌のプチがニコニコして出迎えてくれました。
バレエを初めて4ヵ月目にして早くも3着目。
3着とも大好きなピンク♡♡♡

上機嫌な子がいる一方で、毎週ひとりはベソをかいたり、不機嫌になったり、不安を言う子がいます。
ダメな子ではありません。
ちゃんと理由があります。


「前が見えない、、、」

今日は列の2番目に並ばせた子が、途端に不機嫌に。。。
前には自分よりも大きなお友達。確かに「前は見えない」。。。

3才の子が並んで待つということを覚えるのは、とても大変なことなんですね。

人生ね、先が見えないことなんて、た〜くさんあるんだから。
とかいうオトナの愚痴とは無縁のプチの世界。
本日もピュアな世界観に目から鱗の1時間でした。

しっかりと前を見て進んで行くプチ達でありますように♪

2012/04/23

Sandpaper Ballet ♬

「おもちゃの行進」(レオポルド・モーツァルト)
「三匹の子豚」(チャーチル)
「かっこうのワルツ」(ヨナーソン)
「クシコスの郵便馬車」(ネッケ)

今日は子供ためにセレクトされたクラシック音楽を聴きました。
生まれて初めてバレエのレッスンを受ける子供ために、大のオトナが真剣になって音楽を探しています。
オトナの場合は美しいバレエ音楽を使うのがいいかと思いますが、相手は3才の子供。
『白鳥の湖』も『眠れる森の美女』も知らない彼女達に、今必要なのは音楽に合わせてカラダを動かすという経験と、自分のカラダで発見する“踊る楽しさ”。
そのための音楽は、楽しくて美くしくて、分かりやすいリズムでありながらも、ほど良い変化に富んだ音楽。
そんなセレクト作業は、なかなかムズカシイものです。

うーむ、うーむ、と聴いていて、ハッとする曲がありました。
Leroy Anderson(ルロイ・アンダーソン)の「Syncopated clock」。
私が4才の時に発表会で踊った曲!
どんな踊りを踊ったかまったく記憶にありませんが、この音楽に乗せてカラダを動かすのがとても楽しかったという感覚は、ウン十年経った今でも、私のカラダに鮮明に刻まれています。



ルロイ・アンダーソンは、アメリカが生んだ偉大なる作曲家。
チャイコフスキーもスゴいけれども、アンダーソンもスゴい!
何がスゴいって、スゴ〜い楽しいのです。


有名な「タイプライター」



「Sandpaper Ballet」な〜んていう曲もあります。


いつの日か、Dance Alive Balletのプチリーナ達にも、こんな楽しい曲でキャッキャ♪と踊って欲しいです。
今宵は、現在に至る私の音楽性を育んでくれたであろう、ルロイ・アンダーソンの名曲を聴いて、おやすみなさい。

2012/04/22

見たいような‥‥

見たくないような。でも、やっぱりみたいよーな。
ちょっと気持ちがツラくなってしまうような予感がしないでもなく。
まだ、見てもいないのにフクザツ。。。。
(日本ではいつどーやってどこで公開になるのか分かりませんが)





今日は朝一番に昨日頂いた「若返りショートケーキ」の残りを大切に頂きました。
昨夜はふっかふっかでふわふわだったスポンジケーキが、今朝はしっとり♪
ほっぺたが落ちるとは、こういう美味しさを言うんだな〜と思いながら、堪能。
フォークをくわえて、空になった皿を眺めて、悲しくなりました。
美味しいものって、あっという間になくなっちゃうのね。。。。



頂き物のビールで、ほっ。

私の場合、日曜日は仕事のある“営業日”。
でも、今週からはリハーサルがなくなって、少しばかり時間に余裕ができました。

が、やる事いっぱい。
リハーサルに忙しくしている間に、後回しにしていたことがてんこ盛り。
今度はこちらを真剣にやられば。

引き続き、疲れている暇はなさそうです。




頂き物のアロマグッズで、ほっ。

2012/04/21

若返りケーキ

今日は「このままそぉ〜っと持って帰ってください」と紙袋を渡されて帰って来ました。
そぉ〜っと、そぉ〜っと。
週末でワザワザしている電車の中でも、ひたすらそぉ〜っと。
紙袋の中には紅茶の箱。
開けてビックリ!
キャハぁーーーー、きれいなショートケーキ!!!!




派手に見えるイチゴは、実は
スポンジケーキとクリームの甘さを引き立てる
名脇役なのでは?

お菓子作りの達人が作ってくれた色鮮やかなイチゴたっぷりのショートケーキです。
うわーーーーーーー(感激!)

早速、頂きました。
ナマモノですから、美味しいうちにとばかりに、思い切って直径約15センチのケーキの1/4を堪能。
やっぱり手作りは違う!

スポンジケーキがふわふわで味わい豊か。
市販のスカスカしたスポンジケーキとは大違い。





なかにもイチゴとクリームがたっぷり!

誕生日でもないのに、ホールケーキの幸せ。
こんな美味しいケーキが食べられるんだったら、1年に数回、歳をとってもいいかも。
はっきり言って、私ぐらいの歳になると、2、3歳、歳が増えようと、もうどーでもええわという感じ。

今宵はフレッシュなイチゴたっぷりの手作りショートケーキを堪能して、わたくし、若返りましたわ。ふふふ。
ありがとうございます。


【お知らせ】
GW中の特別稽古の予定は週明けにもホームページに記載いたします。
5/4(金)15:00〜と、5/6(日)15:30〜。ともに@目黒。
皆さん、踊りに来てくださいませ♬

2012/04/20

続・パユさま♬

今宵は昨日に引き続き、余韻覚めやらぬフルートの貴公子、エマニュエル・パユさんに関して。

昨日“愛人代理”で行ったコンサート終演後にゲットしたパユさまのサイン入りCDを、本物の“愛人”さまにお渡ししたら、キャー♡♡♡と喜んで頂きました。
私の愛人代理の任務が無事に終了して何よりです。

「パユさんの手はふっくらしていたんでしょうね♡」と、愛人さんは妄想が果てしなく膨らんでいる様子でしたが、実際のパユさんの手は握手をして頂いて、ちょっとビックリの意外な手でした。
ダンサーの身体のように、やわらかく、しなやかな筋肉のある手だったのですが、ヒンヤリととても冷たかったのです。

もしかしたら、演奏を終えたあと手をアイシングしたんじゃないかな?
というのが、私の想像です。
キーンと冷えた手でした。
ダンサーのカラダと同じく、フルートを操る大切な手。楽器の一部とも言える商売道具の手ですから、ひと舞台(=演奏)を終えた後にアイシングしていても不思議ではありません。


パユさまムービー!
武満徹byパユもあって見応え十分♪
職場のベルリン・フィルで主席のお務めをしている姿もステキです。


次回、パユさんが来日するのは11月28日。
この日はみんなしてパユさんのフルートを聴きに行こう!という話で盛り上がった今日のクラス。
あれ、、、11月28日は稽古のある水曜日じゃん。どーする、どーする。
「せんせ〜、この日は音楽の勉強っていうことで、みんなで行こうよぉ〜」

半年以上先の話ですが、早々に決めます。
11月28日(水)は新宿村スタジオでのオープンクラスは休講です。
パユさんのフルートを聴きにいきます。
踊るためのお耳のお勉強ですから、生徒の皆様、ご了承ください。
良かったら、是非一緒に聴きにいきましょう。
ダンサーにとって音楽は恋人ですから。
近々、チケット前売り開始だとか。買わねば。
楽しみよん♬

2012/04/19

完璧なる愛人

先週の土曜日、私が立っていた文京シビック大ホールの〈へそ〉にはSteinwayのグランドピアノがドド〜ん。

※「へそ」=舞台中央のこと。踊りの場合、暗転でも見える様に蓄光テープで印がつけてあります。

今日は『レ・ヴァン・フランセ』というフランスの管弦楽アンサンブルを聴きにいきました。
と言っても、実は“代理”。
行かれなくなってしまった方から、「私のパユ様にジュテームと伝えて来て♥」とチケットを譲り受け、パユ様の愛人代理の任務を遂行すべく馳せ参じたという訳です。
パユ様というのはベルリン・フィルのフルート主席奏者、エマニュエル・パユさんのこと。




光り輝く金色のフルートを手に登場したパユさん、そして、オーボエ、クラリネット、ホルン、バソン、ピアノのフランスおじさま達。

静かな緊張感の中、目を見合わせながら揃って息を吸い込み、最初に出て来た音にビックリしました。
なんとみずみずしいこと!!
清らかな小川のせせらぎのごとく、キラキラを光を放ちながら溢れ出すメロディーに吸い込まれてしまいました。

指揮者もなく、互いの感性でピタッと吸い付く様に揃う6人衆の演奏は、もう圧巻過ぎて、私はずっと口が開いたまま。
透明感、スピード感、深み、アタック。
フルオーケストラの演奏よりも、それぞれの楽器の音がとても身近で、フルオケのバレエ音楽に慣れている私にはとても新鮮でした。




終演後はAKBもビックリの仏おじさまサイン会

『レ・ヴァン・フランセ』(=フランスの風)というその名の通り、パユさんがフルートを吹くと本当に風が吹きます。

今日、演奏したハーバーの「サマー・ミュージック」では、初夏の風に新緑の木漏れ日が見えました。

振り付けをして踊ってみたい曲もたくさんあって大収穫でした。






フルート界の王子ことエマニュエル・パユさん

終演後は、愛人代理の任務をしっかりと遂行!
パユさんのお目目を見詰めて、つたない仏語で
「あなたのフルートは私の心を優しく撫でていくそよ風です。じゅて〜む」
と言ったら、「Merci〜、Merci〜」とスマイルで握手をしてくださいましたぁ〜。
任務完了!
うふふ♡♡♡






愛の戦利品♡



フルートを手にした貴公子

それにしても、さすがは王子、超モテモテでビックリしました。競争率、ハンパじゃないです。

ビュ〜ティ〜ねえさま、本日は“愛人代理”、存分に楽しませて頂きました。
ありがとうございました。
パユ様、11月の末にまた来るそうです。
次回は愛人ふたりで馳せ参じましょう!

かくして、シビック大ホールを後にした私は、
“愛人代理”ではなくて、“完璧なる愛人”なのでした〜♪



2012/04/18

NIKE Pointe Shoes !!

おととしの4月1日のブログに、
「adidasとSylvie Guillemのコラボで誕生する次世代ポアント、無事先行予約できましたぁ〜!」
というエープリールフールのネタを書いたら、驚くほどたくさんの方々が信じてしまってビックリしました。
が、今回は嘘ではなくて本当の話。
遂に、こーいう時代が来るべくして来たんですね〜。





NIKEがトレーニング用、つまり稽古用のポアントの開発をしているそうです。
実際にいつ売り出されるかは不明ですが、作っている事は確かです。

リボンもゴムも必要としない黒とブルーのNIKEロゴ入りポアント。
見た目はなかなかクールです。






従来のポアントは8週間もするとダメになってしまうけれども、このポアントならずっと同じ状態をキープしたまま存分に練習ができる、とのこと。

ダンサー泣かせのポアント代。
それを考えると、すぐにへたることなく存分に練習できるポアントは魅力的。
でも、実際の所、踊るためのポアントとしてはどーなんだろう?




トウ先とボックスはありますが、ヒール部分がない
まるでサンダルの様な作り。

従来のポアントは自分にとって一番履きやすい柔らかさに馴らすまでに時間がかかり、ちょうど良くなったかと思ったら、すぐに柔らかくなり過ぎてしまってお釈迦。。。。という、なんとも非合理的な靴。

でも、その馴らす過程が足裏の筋肉や、足指の感覚を鮮明にする訓練になっているのでは?というのが私の考えです。






従来のポアントは湿度や温度によっても、微妙に柔らかさ、しなり具合が変わります。
一方、そのポアントを履く自分の足も、日によって微妙に違う訳で。
その日々、決して同じではないポアントと自分の足との相性がピッタンコあった日が、「おぉーーー、今日はなんだかいい感じ!」という日。
ポアントと自分の足との一期一会みたいなものが、時としてポアントが足裏にも床に吸い付く夢のような心地よい感覚を生み出して、すばらしい踊りも生み出すんじゃないかと思う訳です。

いつ履いても同じ状態のポアントは確かにいい面もありますが、日々、変わる生身の人間の感覚のほうは劣ってしまわなういかな?というのが、私の心配です。
ポアントで動くための筋力トレーニングにはなるとは思いますが、“ポアントで踊る”という事となると、筋力以外に神業にも近い“感覚”が必要なわけで。。。。

長持ちして、音がしなくて、いいじゃん!と思って、しばらくの間、ゲイナーのポアントを履いていた私は、Traditionalなポアントと次世代ポアントをその時々、踊る内容や練習の目的によって、ダンサー自身が使い分けられる能力や判断力を持ち合わせていないとダメだな、ということを学びました。
さて、このNIKE Pointe Shoesはどうだろう?

次世代のポアントが出て来てトーゼンと思いながらも、
「ポアント、そんなに簡単に履かれてたまるか」という気持ちも、正直ふつふつと沸いて来る今宵。
NIKEであろうか、adidasであろうが、FREEDであろうが、いずれにせよ、ポアントは万人にキビシく、ムズカシイって。

NIKE Pointe Shoesに関しての詳細をご覧になりたい方は、こちらへ
ポアントについて真面目に考えたら、疲れちゃったわ〜。
おやすみなさい。

2012/04/17

叱られました。

今日は稽古場に向かう前に、発表会に出た生徒さん達から回収した衣装の詰まった大きな段ボール二つをクロネコさんに託し、衣装さんに返却しました。


衣装がちゃんと揃っているか最終チェックをして、段ボールを閉めて、送り状を貼ると、「あぁ、終わったんだな」とあらためて思います。

夢を箱に入れて送り返してしまうような、そんな感じで、毎度の事ながらちょっとしんみりしてしまいます。



←これは打ち上げの席で、生徒さん達からステキなプレゼントとメッセージカードを頂いて浮かれる私。
タンクトップとパーカーを頂いたので、ダグも取らずに早速着てみたというわけです。
私が着るとただのシャツですが、コレ、adidasのStella McCartneyデザイン!
adidasのby Stellaはメチャメチャ、クールなデザイン!
大好きでNYのadidasショップでカバンや稽古着に使うウェアを買いました。



そんなありがた〜いプレゼントを頂いたのに、私は「ステラ・マックイーン、ありがとう!」と生徒さんたちにお礼をしてしまいました。
即、生徒さんからお叱りを受けました。
「ポール・マッカートニーの娘、ステラ・マッカートニーですからーーーー!」

マックイーンというのは、その昔の競走馬の名前でした。。。。アハハ、
(「メジロマックイーン」という美しいサラブレッドがいたのよ)
プチ馬主だった事もあるゆえ、マッカートニーマックイーンが頭の中で混在して、世界を代表するセレブの名前を、日本を代表する名馬の名前と間違えました。。。
すいません。


今宵も頂き物のお菓子を食べてまったり。


adidasのステラ・マッカートニーデザインはどれもキリリとしたカラダじゃないと似合わないクールなデザインばかり。
クールな“ステラおばさん”になれるように、頑張らなくっちゃ。
ステキな贈り物、本当にありがとうございました。
ナイスチョイスです!
すご〜く気に入りました♪

2012/04/16

上手な人達

「上手組」余裕のスマイル
舞台には「上手」と「下手」があります。
「じょうず」と「へた」ではありませんよ。
「かみて」と「しもて」。

客席から見て右側が「上手=かみて」。
そして、左側が「下手=しもて」。
〈上手から出て来て踊って、下手にはける〉なーんていう感じで使う舞台用語の基本中の基本です。




土曜日の発表会でも「上手組」と「下手組」がいました。
本番の時間が近くなって、楽屋を出て袖にスタンバイの時間になると、じゃあねと舞台裏の廊下で「上手組」と「下手組」に分かれます。
自分がどちらから出て踊るかによって、分かれるわけです。

私は「下手組」。
自分が踊る前に生徒さん達の曲の音出しをしたり、緞帳やら照明やらのタイミングのQ出し(インカムをつけた舞台監督さんに合図を出す事)をしなければいけない都合上、技術スタッフのいる「下手」。
幕が開く直前までスタッフさんと進行の最終確認をし、自分も踊るために気持ちとカラダの準備。
「下手」には、早替えをするダンサーもいて、着替えの衣装を並べてスタンバイ。
※「早替え」=次の踊りのために大急ぎで舞台袖で衣装替えをすること。
その他のダンサー達も出番ギリギリまでヘッドフォンで自分の踊る音を聞いたり、鏡で衣装や髪型のチェックをしたり。自然と舞台袖に緊張の空気が広がります。



「上手組」の白鳥たち

その一方、私のいない「上手組」がどうだったのかというと、びっくりするほど和やかだったようです。
(生徒さんが写真を見せてくれました)

出番待ちまでの間に暇を持て余したのか、みんなで笑顔の記念写真。
あれこれポーズを撮って思い出作りに余念がなかったようです。






白鳥の影絵遊び。キレイね。

恐らく私が近くにいないこともあって、「上手組」は本番前の舞台袖で、まさに白鳥のごとく羽根を伸ばしていたんですね〜。

「上手=かみて」の人達は、
本番前のリラックスが
「上手=じょうず」な人達。

本番を楽しむ天才です。見習おうと思います。

2012/04/15

どちらも私

今日は昨日の発表会の話の続き。
本番が一番大変なのですが、本番後もそれなりにあれこれバタバタ忙しいです。

本番を終えて一度楽屋に戻るなり、今度は即ロビーへ。
観て頂いたお客さまにご挨拶。早速始まるのが大撮影会。



なんと、札幌からのお客様!

生徒さん達やお客様とご一緒にパチリ、パチリ、またパチリ。
ズラリと目の前に並んだカメラのどれを見たらいいのやら、、、、
どこぞのタレントの結婚会見か、はたまた離婚会見かといった勢いです。






美しき白鳥群団と一緒にパチり♪

「チュンチュン、チュンチュン、文鳥みたいに踊るんじゃな〜いっ!」
とキビシイことを言った日々がもはや懐かしいです。

ロビーでの撮影とご挨拶を終えると、楽屋の片付けをして、待ちに待った打ち上げへゴーーーーー!!




空きっ腹にビールで極楽、極楽♪
5秒後には“変顔”の私ができあがります。
「せんせいが壊れちゃった、、、、」と生徒が嘆きますが、
舞台の上にいるのも、飲み屋にいるのも同一人物、私です。
あしからず。

明日は本番前の舞台袖で余裕をかます生徒たちの姿をご紹介いたします。