2012/11/13

クルクル本能

私のバレエノート。
そろそろ脳みそのキャパを超えて来たので
ノートを使わないとダメです。。。。
今日はじめてバレエのクラスやってきた3才の女の子。
生まれて初めてのバレエレッスン♪
まだまだママに甘えてしまって、今日はみんなと肩を並べてレッスンに参加するところまではいきませんでした。
でも、バレエレッスンの雰囲気が気に入ったのか、はにかみながらスマイル♪
そして、時折、クルクル〜。
彼女に限らず、子供はみんなクルクル〜が大好きです。





ついこの間、立って歩けるようになった幼い子が誰に教えられた訳でもなくクルクル〜。
クルクル♪するバレエがやりたくて教室にやってきます。
転んでも転んでも、またクルクル〜♪

帰りに「来週から一緒にバレエをやりましょうね」と言って、お近づきの印に彼女のことを抱っこしたまま、「クルクル〜♪」と回ってみました。
ギュッと抱きついてきたので、ちょっと怖かったかな?と思ったら、大違い。
ほっぺたをキュッと上げて満面の笑み。
やっぱり好きなんですね〜、クルクルが。

彼女はお隣の国からやってきた女の子。
日本語が通じなかったらどーしよう?とか心配していましたが、実際の所はそんなことどーでもいいことでした。
一緒にクルクルすればいいんです。

お母さんのお腹の中にいる時に、ヘソの尾が首に巻き付いて大変になってしまうお子さんがいますが、実は人間はこの世に出てくる前にお母さんのお腹の中でクルクル〜♪してきているんじゃないか、というのが私の推測です。

今日は私も自分の稽古でたっぷりクルクルしてきました。
スートゥニューにピルエット・アンディオールにピルエット・アンディダン。
普通のフェッテに、イタリアンフェッテも。(クルクル〜というよりも、クラクラ〜♪)
その他にピケターンもあればシェネもあり、バレエは本当にクルクルがいっぱいあります。
上手く回れても、たとえ上手く回れなくて、私は基本的に回るのが好きです。
私が母のお腹の中からこの世に出てきたのは、もうウン十年も前のことですが、自分のDNAに〈回るのが好き!〉と刻まれているんだろうなと思います。
(DNAもクルクル螺旋状に回っていますね!)

バレエのメソッドを何一つ知らない時から、もうクルクル、キャッキャとやっているんですから、彼女達には一生〈回る本能〉を失わないで、その本能を存分に発揮して欲しいと思います。

【追記】オトナからバレエを始めた皆さんにだって、自分の中に眠る潜在的な〈回る本能〉を呼び覚ますことができるはず。そのお手伝いをするのが、私の仕事ですね。
目覚めよ本能!
明日も皆さんご一緒にク〜ルクルぅ〜♪