2012/06/22

死にゆくもの

今日もまずは朝ご飯の写真から。
『夏野菜とくるくるマカロニのプロヴァンス風』
夏野菜とはトマトとズッキーニ。
トマトは冷たいものだと少ししか食べられないので、こうやって火を通してたっぷり食べます。
ズッキーニはこの中途半端な青臭さと味の無さが好きです。
プロヴァンス風っていうのは、実はただプロヴァンス風シーズニングを振りかけただけ。オリーブオイルたっぷりで頂きます♪


今日は知り合いの2児のパパが首相官邸前で行われた反原発のデモに行きました。
正確な人数は分かりませんが、1万は超える人が集まったのにテレビのニュースでは一切報道されなかったそうです。
朝日新聞デジタルには「4万人」という記事が出ています)

つい1年前にあれだけ多くの人が亡くなって、命が助かっても今なお辛い思いをしている人が大勢いるのに、原発の再稼働を口にできる神経が私には理解できません。
電力不足が経済に大打撃となる、原発地域の人達の職がなくなる、というのは、この期に及んであまりにも利己的で不謹慎。
悲しい思いをしている人達の気持ちを踏みにじる心ない言い訳です。
電力会社はどうして電気料金の値上げをお願いする前に、日本で暮らすすべての人に今一度、必死の節電を呼びかけないんでしょうか?



花子が自分では舐められない耳の後ろは
太郎が優しく舐めてあげます。

電力不足になったら、計画停電があり、工場がこれまでとは同じ様に稼働できなくなり、日本経済が冷え込む。
それでは困るので原発再稼働。

それでとりあえず日本の経済は何とか現状維持で持ちこたえるのかも知れませんが、新しい発想力、機動力のなさを見ると、実はもう日本の経済は死んでいるんじゃないかというのが、私の感じている事です。






エアコンでの節電がよく言われていますが、実はテレビを消す事でエアコンにも匹敵するかなりの電力が節約できるそうです。
このこともテレビのニュースでは報道されません。
みんながテレビを見なくなってしまったら、テレビ屋さんは困りますからね。

原発の再稼働で日本の経済はかろうじて?生き延びるんだと思います。
でも、その代償として大切なものが死んでいってしまう不安感があります。
大切なもの。
人を思う気持ちとか、人としての価値観とか、想像力とか。


丹念にペロペロ、、、
兄弟のいない私には何とも羨ましい兄妹愛♥

猫は喉をゴロゴロ鳴らして発電。
犬はシッポを振って発電。
人間はゲラゲラ笑って発電。
これが私の夢です。

太郎は私と一緒に寝る時、いつもゴロゴロ喉を鳴らして愛の発電をしてくれます。
そして、私の心に温かい明かりが灯ります。
今宵も。おやすみなさい。