2012/05/01

猫にお手

ブラシをしてあげたら、あらスッキリ♪
帰る時、玄関先まで見送りにきてくれました。
今日は平日ですが、9連休の方もいるゴールデンウィーク。
昨日に引き続き、今宵も癒し系・猫の写真。

このブログの〈猫〉というラベルだけを読んでいる方もいるくらいですからね。

これは実家の猫。
名前は「ぽっち」メス・13才
子猫の時に私が拾った猫。





今日は母の誕生日だったので、稽古場から電車に乗っておよそ1時間。
ささやかなケーキとプレゼントを持って、実家に行きました。
ついでに今や私を凌ぐ令嬢こと「ぽっち」を獣医さんの所に連れて行きました。
病気なわけではありません。月に一度の健康診断。
私が保護した時に足から血を流していて、その後、病院で調べたら猫エイズのキャリア(発症はしていないもののウイルスをもっている状態のこと)でした。
それを承知で保護し、我が家には先住の猫達がいたため、母に託したという訳です。

猫エイズのキャリアは5年生きたらいい方。
発症したらすぐに何らかの手を打たなくてはいけない。
そんな猫だったので、1ヵ月に一度のこまめな健康診断を欠かさずに生きてきました。

そして「ぽっち」は現在13才。
本日の診断でも異常なし。いたって健康。
今や〈受診のプロ〉で、いつも大人しくて診察しやすいと獣医さんからお褒めの言葉を頂きます。

獣医さん曰く、「ぽっち」は生きているうちに免疫能力が上がって、持っていた猫エイズウイルスが消滅したんじゃないかとのこと。
ウイルスが陰性に転じる〈陰転〉というのがレアケースではありますが、実際にあるんだそうです。
13年生きている「ぽっち」はどうやらそのレアケース。奇跡的にずっと元気なんです。



母がいらないというCDを
ごっそり貰ってきました。(重い、、、)
音楽は捨てちゃいけませんよ。
そんな「ぽっち」に、母は毎日〈お手〉をさせてからご飯をあげています。

「犬だってするんだから、猫だっていいじゃない。この猫はうちの居候なんだから、お手ぐらいして当然よ」

あーーーー、天からやってきた有り難い“奇跡の猫”かもしれないのにぃ、、、

そんな母と暮らしていても、ストレスにやられず、免疫能力も上がって、ウイルスが消滅したというんですから、「ぽっち」はやっぱりスゴい猫です。

その強さにあやかりたいとばかりに、丁寧にブラッシングしてあげてから帰って来ました。