2012/02/09

“背中”の正体

どこかで見た、この画‥‥!!
今日は午前中に稽古をして、午後は自分の作品の衣装の生地を買いに日暮里の繊維問屋街に行きました。
お目当てはTOMATOという問屋さんの「1m/100円コーナー」。

ふたりの衣装を作るのに必要な布地は8m。
「100円コーナーで見つけられたら、800円で二人分の衣装ができちゃう!」と期待が膨らみましたが、結局は「揺れただけでキレイ!ステキに見えるかも!」
という妄想の方が勝ち、それなりのお値段がするシルク生地を買いました。
店員さんがちょっとおまけをしてくれてラッキー♪

お衣装を作ってくださるのは長島先生。
長島先生作のお衣装が私の作品をステキにラッピングしてくださる予定です♪




『歌川国芳展』は2/12まで。

私はその後、六本木ヒルズに移動して森アートギャラリーで『歌川国芳展』を観て来ました。

何がスゴいって、とにかくすべてがダイナミックでパワフルで、かつ繊細で、ウイットにも富んでいて。そして、優しい。センスは世界一。

実は、つい最近、近所の銭湯で拝見したその筋の姐さんの背中に彫られていた“金太郎と鯉”は、歌川国芳の『坂田怪童丸』なのでした!
これを描いた国芳もスゴいですが、これを背中に背負って生きている姐さんもスゴいです。

私は印象派の絵よりも歌川国芳の絵(=版画)の方がずっと好きです。
何てったって、国芳は大の猫好きですから。
この話の続きはまた明日。