2011/12/21

踊る人間は喰う

具沢山の豚汁。ドド〜ん
今日は新宿村スタジオのオープンクラスにもうじき海の向こうに飛んで、踊る己の身ひとつで勝負しようというダンサーが来ました。

背が高くて長い手足。
気持ちよく開いた股関節。
玄人ですから、人並みでなくて当たり前。
今日はそんな彼女に見とれながらの稽古。
「同じ人間に生まれてどうしてこんなにも違うんだろう‥‥」
という生徒さんたちのぼやき、ごもっともです。



が、人間はひとそれぞれ、性格も体つきも違うからこそおもしろいんです。
人と違うからこそ、自分を磨くことにも真剣になれるんじゃないかとも思います。
確かに隣りの芝は青〜い。でも、自分にも“青い”部分を発見して磨かないと。

案の定、ダンサーの彼女に「やっぱりあまり食べないんですか?」という質問をする生徒さんがいました。
とんでもない、食べますよ。私も相当食べますが、彼女も食べます。
痩せているのは食べた分すべてを稽古やリハーサル、教えの仕事で使いきってしまうから。
見た目は痩せていますが、ダンサーですから当然、筋肉はあります。
ちゃんと食べて気持ちもカラダも強くないとやっていかれない世界です。

踊る人間はよく喰うのです。
今度、彼女がどんなご飯を食べているのか写真を送ってもらいましょう。
ちなみに、今夜の私は大きな丼に具沢山の豚汁とうどんをたっぷり。
肉体労働ですからね。