2011/08/02

“背中美人”

今日は次回、8/14の『からだの時間vol.3』の内容を決めました。
何十年来?の凝りを抱えた肩、首、背中が生き返るひと筋の光が見えた!
という参加者からの感想を頂き、寒い季節になる前にしっかりと〈背中の蘇生〉作業を完了させておこうと思いました。
と言う事で、スバリ次回は徹底的に“背中美人”を目指します。

オトナになってからバレエを始めた方の大半が「姿勢が良くなりたくて」とおっしゃいます。
スラリと伸びた美しい姿勢。
そのためにも美しい背中にならないと!
背中がオンナの質を物語る!
だからここはひとつ、寒さに背中を丸める季節が訪れる前に頑張らないと。


とか大きなことをブチ上げておきながら、私は浮世絵の美人画を見て、日本女性独特の姿勢も悪くないな、と思っています。

なで肩で超前首、背中は丸みを帯びていて、膝がちょっと緩んだ後ろ重心の姿勢は西洋にはない艶っぽい立ち姿。


そんな美のルーツを持つ我々ですから、西洋版“背中美人”になるためにはそれ相応の努力が必要。

浴衣を着たら“前首うなじ美人”に。
ドレスを着たら頸椎立てて“背中美人”に。

中途半端に西洋化した日本人の場合、いずれにせよ努力しないとダメですね。
美しくたたずむのは大変だわ、ましてや踊ろうって言うんですから‥‥ふぅ〜。