2011/08/31

60兆個の再生法

今日は最近、生徒さんからお借りして読んだ本をご紹介。

小池総合医療クリニックという、鍼などの東洋医学と西洋医学の両方を用いた治療を行っている病院の院長先生がお書きになった本。
身体に無頓着な凡人にも十分に分かるように書かれたく“ふくらはぎ健康法”を紹介した一冊です。

私が毎日自分でやっている膝から下の足のマッサージと同じようなことが、東洋医学のツボや経脈(=身体を流れる“気”
のルートのこと)といった観点から分かりやすく説明されていて、自分が日々やっているケアを見直すと同時に、客観的に理解することもできてとても勉強になりました。



膝から下の気のルート=経脈とツボの図。
最近はコレを参考に“小林式・踊る美脚マッサージ”をバージョンアップしました。
























私は月いちペースでバレエを踊る人を対象にした『からだの時間』を開講していますが、この本を書かれた先生はごく普通の方々を対象に「からだ再発見教室」を開講されているとのこと。
病気や身体の不調を治すのに必要なのはドクターから処方された薬だけではなく、自分での勉強(=知識)だったり、習慣だったり、意識だったり、そして感覚だったりするんでしょうね。
バレエもしかり。

ふくらはぎのケアを習慣にすると、60兆の全身の細胞がよみがえる!
という魅力的な文句が書かれた帯につい手が伸びて買ってしまったとしても、“日々実践”をすれば決して損はしない本だと思います。
ご興味のある方はご一読、お勧め致します。