2011/07/03

“菜食”はじめ(印度編)

肉をあまり食べずに生きてはいかれないものか、
と考えていた事を実行に移してみました。

敬虔なるヒンドゥー教徒なわけではありませんので、まずはどんなもんか、お試し程度の軽い気持ちでスタート。

体を動かす仕事をしている関係上、肉の代わりのタンパク源をいかにちゃんと摂るかが一番の問題。
そして、長く続けていかれるかどうか、コスト、手間、味の面でもほとんど未知の世界なので、まずはやってみることにしました。

夏ということもありベジタリアン第一歩の入門書として選んだのが『インド式菜食生活』。




今晩のメニューは「パニール、ブロッコリーのカレー」。

「パニール」というのは温めた牛乳に酢を入れてタンパク質を分離させて水気を切ったもの。
つまりカッテージ・チーズの固まり。

ガーゼにくるんで水気を切ると、豆腐の水気を切ったもののようになります。
このカレーは肉の代わりにその「パニール」を入れたもの。








牛乳1.5リットルを使って
豆腐大の「パニール」ひとつが完成。







ブロッコリーの代わりにズッキーニと米茄子を使用。
本の分量通りに作ったら、思いのほか辛くなくて、ちょっと物足りない感じ。
味は違いますが、ゴロッと入っている「パニール」の見た目は麻婆豆腐のちょっと崩れかかった豆腐のようです。



フライパンでナンを焼いてご飯代わりに。
粉を5分こねるのがちょっと疲れますが、焼きたてのナンはおいしい!

これにオリーブオイルをつけてワインを飲むのも最高です。







あとはグリーンサラダを食べてごちそうさま。
粗食に見えて肉代わりの「パニール」と、ご飯代わりの「ナン」がお腹にずっしり。食べごたえ十分でした。



使ったスパイスはガラムマサラ、チリパウダー、ターメリック、コリアンダー、そしてクミンシード。

熱した油の中でクミンシードを炒めるととってもいい香り〜。
この香りを嗅いだだけで印度式菜食で生きていくのも悪くないかも、と思いました。

スパイスの量を自分好みにしていくことが今後の改善点。


インディカ米、コリアンダーの葉、マスターシードを入手次第、次なる“印度菜食”を食べる予定♪