2011/03/27

ポアント・ツアー

今日はこの春からポアントに挑戦することになった生徒さんと一緒に
チャコット渋谷店に行ってきました〜。

生まれて初めて履くポアント選び。
何をどうしたらいいのか、さーっぱり分からなくてトーゼン。
少しでも助けになればと、自転車で青山から表参道を斜めにシャーっと走り抜け、チャコットに馳せ参じました。



まずはつい最近、発売されたチャコット製ポアント『スワニルダⅡ』を履いてみました。

が、ロシア人のような美しい甲の持ち主の彼女には合わず、即却下。

その他のチャコット製ポアントも彼女の足には合いませんでした。





あそこが痛いの、ここがキツいの言いながら、あれこれさんざん履いてみたのがBLOCH製のポアント。

おぉ、彼女の甲のラインが栄える、栄える!
私は彼女の美しい足を見て上機嫌!

しかーし、本日はタイムアウトで結局、買うまでには至りませんでした。



美しさのためにはちょっとぐらい痛いのはガマン!と言いたい所でしたが、根本的に靴が合っていなくて足が痛いようでは、落ち着いて稽古をすることもできず困ります。
ポアントは1足1万円近くする靴、しかも初めての1足ですから、決して焦ることなく時間をかけて自分の身体感覚でセレクト。
これが生まれて初めてのポアント選びの鉄則。
今度はシルビアに行く予定です。



おとなからバレエを始めた人にとって、
ポアント(=トウシューズ)は憧れの靴、《夢の靴》でしょうね。
しかーし、その《夢の靴》を履いてみて突きつけられるのが《己の現実》だったりします。
自分の生まれ持った身体の現実だったり、これまでの稽古で積んできた自分のテクニックの程度だったり。。。。

 
大変なのねぇ。


それでも履いて踊るのが《夢の靴》。
そこに誇りを持たずして、ポアントの稽古なんかやってられましぇん。ハイ。
《夢の靴》とは《お客さんが夢みる靴》のこと。

新しい一歩を踏み出す春。
今日は15センチくらいは進んだでしょうか。。。