2010/12/24

バレーな靴

今日は昨日の話の続編です。


もう一足、忘れてはいけない靴がありました。
と言っても、“バレエな靴”ではなくて“バレーな靴”。

バレエをやっていなくとも、日本の小学校に通った人なら一度は履いた事のある通称「バレーシューズ」という名の上履き。
懐かしいですね。




私も小学校で履いていました。
勿論、履くだけにとどまらず踊っていました。

この「バレーシューズ」の場合、トウ先(=足先のゴム素材がついた部分)があるため、on pointe (=ポアントでつま先立ちになった状態のこと)になることが可能だったので、チョコンと立ってクルクル、くるりん♪

結果、トウ先に当たるゴム素材の部分がすぐに壊れて、母親に「この靴は踊るための靴じゃない」と怒られました。
なのに「バレーシューズ」。
なんで“バレー”なんでしょうかね?
バレーボールの“バレー”なんでしょうか?

とあるバレエの先生から生徒さんに「お稽古の際はバレエシューズをお持ちください」と言ったら、生徒さんがこの「バレーシューズ」を買って来て私は倒れそうになった、という話を聞いたことがありますが、確かにこれも「バレーシューズ」。

私の場合、この「バレーシューズ」をお持ちの生徒さんが来ても、踊り方を教えて差し上げられます。
経験者ですから。
あー、懐かしいな。
「バレーシューズ」を履いて、学校の廊下で踊りたいです。