2010/10/28

“一枚”で幸せ

今日は自分の稽古を終えた後、そぼ降る雨の中、神田神保町に行きました。
神保町と言えば、古本屋が軒を連ねる魅力的な街。
現在、神田古本まつりの真っ最中。
パリの古本市の屋台がセーヌ川沿いにズラーッと並ぶ様に、靖国通り沿いに各古本屋さんの出店がズラーっと並んで歩道は歩くのも大変・・・・
のはずが、今日は本の宿敵、生憎の雨。
ブルーシートをすっぽりかぶった出店が淋しく通りに整列していました。



私が今日お邪魔したのは豆本を専門に扱う古書店。

ここの女店主は踊りも踊るステキな方。
私はこのお店でお茶をご馳走になって、買いもしないのに、それはそれはPetitな「本の宝石」こと豆本の数々を見せて頂いています。
いつもお仕事中にすいません。




 「いくら探してもバレエの豆本はないんですよ、だから先生、書かなくっちゃダメです!」
そう、言われて帰って来ました。

子供の頃、教科書の隅に「トンベ・パドブレ・グリッサード・グランパドゥシャ」のパラパラ漫画は書いた事ありますが、豆本ですかぁ。。。。
発表会のリハーサルがひと段落したら、考えてみます。



実は、古書店にお邪魔している間、私のカバンの中でひっそりと汗をかいていたのが、こちら!

神田達磨の「羽根付き薄皮たい焼き」
(一枚140円)

自家製あんこがなくなり次第、閉店。ということだったので、神保町に着くなり即購入。
勿論、焼きたて。アッチッチのホッカホカ。





帰宅後、お店の方に教わった通り、レンジでちょっと温め、オーブンで焼き直して頂きました。
豪快な羽根もさることながら、甘過ぎないあんこが美味しいぃぃぃーーーー!

サラリーマンのおじさま達は雨降る中、その場でフーフーしながら頬張っていました。





大きな羽根付きだからでしょうか?
お店の人も常連さんらしきお客さん達もこのたい焼きを「一匹」でも「一尾」でも「一個」でもなく、「一枚、二枚」と言っていました。

次回からは私も「二枚ね」とか言って、通ぶってみようと思います。