2010/09/29

“一枚皮”の美しさ

これは昨日の朝日新聞のネットニュースで見つけた記事ですが、イタリアの革製品ブランド
TOD'S がミラノ・スカラ座とコラボしてアードフィルムを製作しました。
内容はトッズの職人技をモチーフに採り入れたダンス作品。
まずはご覧あれ。(こちらはAsahiネットニュースの記事)

記事にもありますが、TOD'S は今後1年間、ミラノ・スカラ座のスポンサー。
そのTOD'Sのサイトの表紙をこのスカラ座のダンサー達の映像が飾っています。

国が誇る伝統のブランドが、分野は違えど自国の伝統を支える。
文化芸術を誇りとするイタリア。そんなイタリアが大好きです。

TOD'Sの靴やバッグはとても美しいフォルム!
特にブーツやハイヒールの靴がステキ!眺めてウットリ。
でも、鍛えて磨いたバレエダンサーの美しさには及ばない、と私は思っています。
靴やバッグは革を縫い合わせて作ったもの。
でも、ダンサーの肉体は“一枚皮”。
その美しいフォルムは努力によって作り上げられた賜物。
これが、ダンサーの証であり、誇りです。
 

ドイツ風ビールを飲みながらイタリアを想う。
とか、えらそーなことを考えながら、靴が欲しいという物欲にやられる今宵。。。。

※スカラ座のサイトの方ではジョン・クランコ振付けの「オネーギン」の映像が見られますよ。

しっかしイタリア人はなんであんなに時間にルーズなんでしょうか?
イタリアでお仕事した時、えらい困りました。