2010/09/17

綜芸

これまでコツコツとお稽古をし、この夏も暑さにまげず頑張ってきた生徒さんに「この秋からポアントに挑戦してみましょう!」と声をかけました。
来週、一緒にバレエショップに行って、ポアント選びをする予定。

それを前に、今日は新宿村スタジオに行く前、自転車を歌舞伎町にチョイと止め、地下に潜ってサブナードの「シルビア」へ。
生徒さんとポアント選びをする予習がてら、新しいポアントを見たり、気になるポアントを試着させて頂いたりしました。
私が履いた所で生徒さんの足に合うかどうかは分かりませんが、コレはどうかな?と思う初心者向けポアントをいつくかセレクト。
あとは生徒さん達が履いてみてのお楽しみ。

そんな事をしてから新宿村スタジオに行ったら、今日は生徒さんのひとりが「綜芸」のポアントを履いていました。
綜芸」は日本のポアント職人がオーダーでその人の足に合うようにポアントを作ってくれる工房。

実は私も子供の頃、足の親指と人差し指が長いせいでチャコット製のポアントが合わず、当時の先生に「綜芸のおじさん(=職人さん)」を紹介して頂き、オーダーでポアントを作っていました。



これは、かれこれ26年前、1984年の「綜芸」からの請求書。→
(ひゃーー、昔過ぎるッ)
ポアント1足が5200円。

現在はフルオーダーで約9000円だそうです。

※ちなみに私の旧姓は佐藤。





当時、稽古場に納品に来る度に、「足出して」と言って、日々、成長していく私の足形を紙に写し取っていってくれたのが、「綜芸のおじさん」こと本多静雄さん。

今もポアントを作っていらっしゃるのでしょうか?





4500円だったり、4700円だったり、5200円だったりするのは、次第に私の足が大きくなっていったからでしょうか?
それとも生意気にも靴に何か特別な注文をつけていたからでしょうか?
(遠い昔のことで覚えていません)



ポアント代の支払いが7、8月に集中しているのは、夏休み中に自分の教室の発表会があったり、よその小さなお教室の発表会にお呼ばれで踊りにいったり、海外からの先生のレッスンを受けたり、なにかとポアントの使用頻度が高く、潰れるのも早かったからだと思います。


 一度に何足も買わない(=買えない)のは、当時の私の家にとってはポアント代が決して安くはなかったことと、私の足が日々、成長しサイズが変わっていくからです。

「綜芸」で26年ぶりにポアントを作ろうかな。
今度はもちろん自分で稼いだお金で。




【今晩のおやつ】
ブログを読んでくださっているのでしょうか?
今日も「どらやき」を頂きました。
赤坂・雪華堂のどらやき!
季節限定の「芋どら」もおいしいぃーーー!
今晩もあんこ物で幸せ〜、ごちそうさまでした。