2010/09/03

バレリーナ手帳

9月から新しい手帳になりました。
9月スタートの2011年手帳。

正月休みから始まる手帳があまり好きではないので、手帳は毎年9月スタート。

これまでは長年MOLESKINEを愛用していたのですが、今年は大好きな銀座の伊東屋に行かないままに9月に突入。。。
浮気をして稽古場近くのMujiで手帳を買いました。
(682円、安ッ!)


伊東屋に行くまでの中継ぎのつもりでしたが、シンプルに徹した手帳で思いのほか使い易く、2011年はこのままこの手帳を使う事にしました。

そこで早速、ビニールカバーの内側にバレエ雑誌の1ページを差し込んで、オリジナルのバレエ手帳に。


アメリカのダンス雑誌「DANCE MAGAZINE」の創刊80周年を記念した特集ページで、これまで表紙を飾った名だたるバレリーナ達の写真が並んでいます。

今日はその中から創刊第1号(当時は「THE AMERICAN DANCER」という雑誌名だったようです)1936年と、1951年の表紙を飾ったふたりのステキなバレリーナをご紹介。


(左)が1936年の表紙を飾った
Tamara Toumanova

(右)が1951年の表紙、Nora Kaye

世界のバレエの歴史にその名を刻んだ素晴らしいバレリーナであることは勿論ですが、とにかくいつの時代のバレリーナは美しい。。。。。



今晩はこのふたりの芸術的な美しさを堪能し、明日へのエネルギーにします。

Tamara Toumanoveさんの「瀕死の白鳥」=ステキなモノクロ写真。今のバレリーナにはなかなかない独特の“雰囲気”があって好きな一枚です。
と思ったら、You tubeにはビーチでのびのびと踊る姿の映像が!ビーチでもつま先がキレイ!
わっ、キトリの映像も発見!今とはだいぶ違う踊り方。
最後の決めポーズがちょっとハリウッドな感じの“踊るスター”っぽくておもしろいです。

Nora Kayeさんは時代の先端をいくバレリーナだった様です。
以前、私がお世話になっていたバレエ団にその昔「火の鳥」の公演で来日され、連日劇場は超満員だったそうです。
情熱的な踊りが初めてバレエを観る日本人を魅了した、というお話をバレエ団の大先生からお聞きしたことがあります。
日本の古書店では今でも当時のプログラムが売りに出されています。

そんな素晴らしいバレリーナのずぅ〜っと後の、さらに後に、同じバレエ団で身の程知らずのソリストで踊らせて頂いた私。。。。
西洋から日本に伝わったクラシックバレエの端っこに存在しているんだから、しっかりと、そして明日も美しくあらねば!
稽古の前に、新しいバレリーナ手帳を拝んでい合い入れまっす!
暑いなんて、文句言っちゃダメダメ。

私の新しい手帳を飾っているバレリーナ達、ほかにもステキな方々が並んでいるので、そのご紹介はまた後日。