2010/08/19

花火難民大流出

今日は一年に一度、どんな天気であろうと絶対に自転車で稽古場に行く日。
今年は酷暑を覚悟していましたが、今日は30度程度のフツーの暑さでひと安心。


稽古場へ向かう途中のキラー通り沿いにこの看板。
(携帯のカメラで撮ったのでよく見えませんね、、)

『8月19日 神宮外苑花火大会のため、午後7時15分から8時30分頃まで打ち上げ花火のカスが車両に付着する恐れがあります』

そーなんです。今日は神宮外苑の花火大会
ここ数年、ナイター野球のない8月の木曜日に開催されています。

16時からバレエの稽古をして、18時からはコンテンポラリーの稽古。
終わったのが20時15分で、即、女子更衣室の窓際にダッシュ!


裸も同然の格好で「た〜まやぁ〜!」と叫びながら、花火大会ラスト15分の一番いいところをちゃっかり堪能。
ビルの8階にある稽古場なので花火がとてもよく見えるんです。
今年もニポンが世界に誇る花火を見て大満足。

さて、ここからが大変。
神宮球場、国立競技場などの4会場とその周辺で花火を観た人たち(今年は約18万人とのこと)が一斉に家路につきます。

銀座線「外苑前駅」はあっという間に入場制限されて事実上封鎖も同然。
万という数の人の流れは246の1車線を完全に歩道にした状態で、表参道駅、原宿駅、果ては渋谷駅方面へ。
反対方向の青山一丁目駅にも人が流れて、こちらも駅のホームに入る事すら大変な状況。
千駄ヶ谷駅、国立競技場駅も大混雑になって、人の流れはさらに枝分かれして代々木駅、果ては新宿駅までズルズル、ダラダラ。。。。。

つまりは公共の交通手段では稽古場から帰れなくなるのです。
なので、今日はなにがなんでも自転車移動なんです。
帰りは港区、渋谷区、新宿区周辺をさまよい歩く“花火難民”を避け、渋滞する車の脇を擦り抜け、帰って来ました。

実は、花火のカス(花火玉の周りの和紙の燃えカス)がユ〜ラユラと降ってくる中、自転車をこいで帰るのを楽しみにしていたのですが、今年は風向きのせいでしょうか、残念ながら西新宿の我が家へ帰る道中、ひとつも降って来ませんでした。
百花繚乱、夏の夜の名残のようで、花火カスもなかなかいいもんです。

無事に我が家に辿り着いて、昨日、生徒さんから頂いた北京の珍味をつまみにビールをぷっはぁ〜。
その話は、また明日〜