2010/08/06

“教え”の偏差値

今日は都内の某ホールによそのお教室の発表会を観に行きました。
実は、このお教室でバレエを習っている15才の生徒さんは私のクラスでバレエの基礎技術を磨いている生徒さん。
自分のお教室のレッスン量では足りずに、私のところにも稽古に来ている生徒さんです。

限られた時間の中でできる限りのことを教えてあげたことが舞台でどこまで活かせるか。
今日は私の“教え”のほどが問われる日でもありました。

丁寧な足裏の使い方、ポジションを通しての丁寧かつ確実な脚の運び、流れのあるアームス使い、どれをとってもそのお教室ピカいち!

イタリアン・フェッテで高く上げた脚を振り下ろした際に、その勢いに身体が負けて少しバランスを崩す場面もありましたが、笑顔は崩す事なく、踊りながら上体を立て直し最後まで踊りきってくれました。

彼女の抜群の踊りのセンスと、踊りに対する謙虚な姿勢に助けられ、私の“教え”の偏差値は予想以上のいい結果でした。

本番後、彼女とは会う時間もなく私は新宿村スタジオのオープンクラスへダッシュ!
こちらにも打てば響くオトナのバーレリーナ達。
今晩も暑さに負けず、皆さんガッツリ頑張ってくださいました。

何才であろうが、バレエはバレエ。
生徒の踊りを見て、バレエを教える己の襟を正す。

みんなに負けないように、まだまだがんばんなくっちゃーーー

発表会、お疲れさまでした!
よく頑張りました!
未成年のあなたに代わって、先生はおうちでこっそり打ち上げしました。