2010/06/08

Komm tanz mit mir

今日は途中、雨に降られ快適な自転車日和とはいきませんでしたが、稽古の帰りに外苑西通りを青山から北上し、新宿文化センターにピナ・バウシュ ヴッパタール舞踏団の公演『私と踊ってーKomm tanz mit mirー』を観に行きました。

大好きなピナ・バウシュさんの作品。
『私と踊ってーKomm tanz mit mirー』は初めて観ました。

ピナ・バウシュ作品には欠かせない薄手のワンピース姿の女たち。
孤独に狼狽するオンナが人とのつながりや優しさと求めて、媚びたり、笑ったり、怒ったり、泣いて取り乱したり・・・・


そしてどんな時も「Komm tanz mit mir!」私と踊って!と言いながらオトコ達と腕を組み一緒にステップを踏む。


つぶやくような「Komm tanz mit mir」だったり、泣き叫びながらの「Komm tanz mit mir」だったり。



ピナ・パウシュがこの世に残して逝ったステキな作品のひとつです。

プログラムに映画監督ヴィム・ヴェンダースのピナへの賛辞が載っていました。
現在ヴェンダースは2011年公開予定の『ピナ』というタイトルの映画を撮影中とのこと。
今から楽しみ。
でも、観たら少し淋しくなってしまうでしょうね。