2010/06/06

自転車日和

一昨日、“猫日和”について書きましたが、今日も引き続きカラッと天気の“猫日和”。
という事は、つまり私にとっては“自転車日和”。
本日も稽古場までチャリンコでウォームアップをしながら移動しました。

たいていのバレエの先生は前モモ(大腿四頭筋)が太くなることを理由に自転車に乗る事に否定的です。
でも、それはママチャリの場合で、スポーツタイプの自転車の場合、上半身が前傾しているので前モモよりもモモ裏(ハムストリング)を使います。
と、私は日頃自転車を漕いでいて感じています。

子供の頃「競輪選手みたいにモモが太くなっても知らないわよ!」とおっしゃる先生がいましたが、稽古場までの移動で億単位を稼ぐ競輪選手のように命はって漕いでいる訳じゃないですから、競輪選手にはなりませんよ。

明日は“自転車日和”でも稽古のあとに目黒で仕事があるので電車移動。
西新宿から目黒までの自転車移動はさすがに長距離過ぎ。
最近、電車移動中に読んでいる本。

『世界のどこかで居候』
文:中山茂大
写真:阪口克
(リトルモア)

モンゴル、イエメン、パプアニューギニア、インド、モロッコ、ネパール、カンボジアのごく一般の家庭に居候した現地の日常観察旅行記。


フツーはなかなか写真には写らないイエメンの女性。
瞳だけがすべてを語る美人です。







各国、各家庭のご飯の写真も載っていて、見ているだけでお腹が空きます。
どの国の人も厳しい自然のなかでガッツリ食べてたくましく生き、働いています。

彩りも盛りつけもありゃしない肉塊ドド〜んの食事を家族一緒に手を伸ばして食べる。
日本とはえらく違うその食卓に彼らの生き様が見える一冊です。