2010/05/09

続・初めての経験

本番まであと3週間程。
衣装も渡され、演出家から髪型や化粧のイメージも言われ、作品はいよいよ大詰め。
ここからが作品の質を左右する正念場であり、ダンサーとしていかに作品の中で踊るかが試される一番大切な時間。

なのに、私の手にはアルミのプレート・・・・・
今日は生まれて初めて骨折した指先とご臨終の爪を保護するためのアルミ板を装着したままリハーサルをしました。

当初はどーなってしまうかと思いましたが、痛み止めとしてごく普通に病院で処方される「ロキソニン」という鎮痛薬1錠と、自家精製の踊るアドレナリンで予想以上に苦しむ事なく踊れました。
振付家からも「良くなった」と言われてホッ。。。。。
だったら、骨が折れていない時にもっとやれよ!という感じがしないでもありませんが。

実は、骨折している左手の親指よりもはるかに痛かったのが左足の親指。
少し巻き爪っぽいので、いつも用心して爪を切っているのですが、今回は少し切り過ぎてOuch......

あちこち痛くて情けないです。
でも、踊っている時はすべての痛みが消えてしまいます。
不思議。
為せば成る。
今日は踊れてよかった。








私が机に向かうと、いつもそばにくる「太郎」。
今夜も温かい電球の下で寝息ブーブー。