2010/04/08

伊右衛門とトマト

SUNTORYの『伊右衛門』と伊藤園の『トマトDiet』のブリックパック。
実はコレ、発表会リハーサルの秘密兵器。

今日から始まった発表会の原寸リハで早速使い始めました。
単なるノドの渇きを潤すための飲み物ではないんです。
(勿論、みんなで飲んだけれども)



発表会が行われる文京シビックホールは舞台上のダンサーが自分のいる場所を把握できるように舞台のへりにダンサー側からだけ見えるように小さなライトがついています。
中央は赤ランプ、そこから両サイドに一間(約1.8m)間隔で緑ランプと赤ランプが交互に点灯。

その舞台で昨日、大急ぎで場当たりをしたので、今日はそれを復習すべく新宿村の大きなスタジオを借りての原寸リハ。(22st、広〜い!!)
シビックホールの赤ランプ、緑ランプの代わりに緑のパックの『伊右衛門』と赤のパックの『トマトジュース』を置いて練習したんです。

「◯○さんはトマトと伊右衛門の間、◯◯さんは伊右衛門まで進んでくださ〜い!」

こんなことを先生が叫んでいる発表会リハーサルは間違いなく世界中でウチだけです。
かなり変ですが、緑の『伊右衛門』と赤の『トマトジュース』は場所を伝えるのにも場所を把握するのにも便利でした。
その上、置けばいいだけなので、テープのように貼ったり剥がしたりの手間もはぶけます。
踊りながら赤と緑の位置感覚を身体に入れておけば、赤ランプ、緑ランプのシビックホールでの本番のイメトレもできてGood!

本番、生徒達が少しでものびのびと安心して踊れるように、あらゆる手段を使って突き進む発表会リハーサル。
いよいよ、佳境です。